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Anker Soundcore Space Q45 レビュー!ノイキャンがさらに進化2.0搭載したヘッドホン!

相変わらず人気のAnkerガジェット。今回はAnker Soundcore Space Q45ワイヤレスヘッドホンを購入したのでレビュー。

価格以上の高品質クオリティがSoundcore Q45になってさらにアップ。よりミニマル感が強くなったデザインにAnkerのセンスの良さを感じます。

僕はQ45よりも価格が2.5倍ほど高いSONYのワイヤレスヘッドホンも使っていますが、持ったときの質感に関して言えば甲乙つけがたいほど今回発売された「Anker Soundcore Space Q45」はよくできていると感じました。

Anker独自のノイズキャンセリング機能が2.0へと進化し「自動で最適化」ユーザーは何もしなくても快適なサウンドを手に入れることができる。

そんな最新のAnkerワイヤレスヘッドホンSoundcore Space Q45の実機レビューお届けします。購入を検討している方は最後まで見て下さいね。

Anker Soundcore Space Q45のスペック

ノイズキャンセリングウルトラノイズキャンセリング2.0
再生可能時間最大65時間
ノイキャンモード
再生可能時間
最大50時間
充電時間約2時間
充電端子USB Type-C
通信方式Bluetooth 5.3
対応コーデックSBC,AAC,LDAC
周波数応答20Hz-20KHz (Bluetooth接続時)
20Hz-40KHz (LDAC 990kbps音源かつBluetooth接続時)
20Hz-20KHz (AUXケーブル接続時)
アプリ対応Soundcoreアプリ
機能ハイレゾ再生
音声通話
マルチポイント接続
イコライザー
外音取り込み強度を5段階から調整可能
付属ケースあり
防水規格IPX4
重量約293g

2022年11月に購入。数々のガジェットを購入している僕の中で買ってよかったベストバイ。

Anker Soundcore Space Q45ワイヤレスヘッドホンの開封レビュー

Anker Soundcore Space Q45パッケージ

サウンドコアQ45の開封レビューを紹介していきます。パッケージはAnkerらしいシンプルな仕様。

箱の底面には「What,s In The Box」と記載され同梱内容が表記されています。

箱を開けてヘッドホンQ45とご対面。この瞬間がいつも楽しみです。

持ち運びに便利なハードトラベルケースが箱の中に入れられています。シンプルですね。

ハードケースはファスナー式、蓋を開けるとSoundcore Space Q45本体が、シンプルに収まっていますね。取り扱い説明書は箱の底に入っていました。

このハードケースがあれば旅行でもコンパクトに持ち運ぶことができます。

ハードケースから出して同梱品を確認。

・Soundcore Space Q45本体
・USB-C & USB-Aケーブル
・3.5mm AUXケーブ

が入っていました。シンプルな内容です。

取り扱い説明書は

・クイックスタートガイド
・安全マニュアル

内容は1~14ページまで。取り扱い説明書は公式HP「soundcore.com/support」からダウンロードをすることもできます。

Anker Soundcore Space Q45のデザインやインターフェース

Space Q45 表側画像

前モデルのSoundcore Life Q35からさらにシンプルなデザインになった「Q45」。全体の質感も価格以上のクオリティです。

近年のAnker製品はほんと品質がよくコスパが最強

Space Q45 裏側画像

無駄のないシンプルさがとてもいいですね。イヤパッド内の「L/R」の文字が分かりやすくていいけど主張しすぎ?

まぁ装着したら見えない部分ですけどね。

選べるカラーバリエーションは3色

カラーブラックホワイトネイビー
実勢価格14,990円14,990円14,990円
販売状況
2023/8/5現在
詳細を見る詳細を見る詳細を見る

発売時はブラックのみのカラー展開でしたが、ホワイトとネイビーが追加されました。

カラバリが3色になったことでファッションにも合わせやすくなりました。僕は定番ブラックを購入しましたが、ホワイト、ネイビーもいい色です。

L側のデザイン|スイッチ・ポート

L側インターフェースやボタン配置

「L」側には

・電源ボタン
・USB-Cポート
・LEDインジケーター
・NCボタン

電話がかかってきた時にハンズフリー通話できる内臓マイクがL側には1つ。

真横から見るとこんな感じ。

付属の充電ケーブルは「USB-C to USB-A」ケーブルです。

「USBポート」にUSB-C to USB-Aケーブルをを接続して充電します。このケーブルは部屋にいくつもあるのでQ45のケーブルは使わずに他の機器用で充電しています。

充電中は「LEDインジケーターが赤色に点灯」します。

充電器は付属していませんので別途必要。

充電器なら小型で高出力の「Anker急速充電器」がおすすめです。

R側のデザイン|スイッチ・ポート PS5でも使える

R側インターフェースやボタン配置

「R側」には

・音量ボタン+/-
・一時停止/再生
・3.5mジャック

R側には内臓マイクが2つ。

真横から見るとこんな感じ。

3.5mm AUXケーブルは十分な長さがあるのでAUX端子で接続するときも余裕です。

3.5mmジャックに3.5mm AUXケーブルを挿し込んでいろいろな機器と接続して使うことができます。

PS4やPS5でもAnker Q45を使うことができますが、Bluetoothに対応していないので有線接続が必要です。ゲームでは遅延のない有線接続の方がいいですけどね。

AUXジャックが必要な方はジャックが装備されているか必ず確認しましょう。

装着感

ヘッドバンドはヘアーライン仕上げの金属部分が高級感のある質感を演出しています。内側のパッドの厚みは薄めですが不満点はありません。

ヘッド部分のクッション感は少なめですが付け心地は悪くありません。可もなく不可もなくと言ったところ。

指で押してもクッション性はわずか。

スライダー

スライダーは9段階に細かく調整ができます。サイドには「soundcore」のロゴがプリントされています。

左が最も短い状態、右側が最大9段伸ばした状態の比較写真です。

イヤパッドの材質はソフトでほどよいクッション性があり付け心地は良いです。

指で押すとけっこう沈み込みます。

側圧は最初少しきつめだなと感じましたが慣れればちょうどよいですね。イヤパッドがフィットするには多少強めの方が安心感があります。

折りたためるヒンジ部分を拡大してみました。

・素材はアルミニウム合金のヒンジ

マットコーティングされた高品質。さすがAnkerさん見えない部分の作り込みが高ポイント。

映画やYouTubeなど長時間使う場合でも「Space Q45」はパッドの質感、強度なら疲れずに利用できます。

着け心地
悪い
良い

ヘッドホンは着け心地の優先度が高いので、購入するときは「音質」だけでなく

・着け心地

もレビューや口コミなどを参考にして決めましょう。

Anker Soundcore Space Q45のサイズや重量

Soundcore Space Q45の重量とサイズを紹介していきます。

重量

「Space Q45」はAnker公式では「293g」と記載されています。

デジタルスケールで計量したところ

・296.1gでした。

約3gの違いなのでスケールの誤差か個体差ですね。

SONYのヘッドホンでは約250gほどなのでAnker Q45の方が少し重量感がありますが、長時間着けていても疲れるほどではありません。

サイズ

サイズ‎18.9 x 16.1 x 8.8cm
重量293g

サイズはイヤーパッド部分も耳をしっかりと覆う感じで着けているときのスタイルもカッコいいサイズ感で違和感はありません。

イヤーカップ部分は折りたためるのでけっこうコンパクトサイズになります。持ち運び性はいいですね。

Anker Soundcore Space Q45の機能

家電批判でノイキャンヘッドホンアンダー1万円以下で2021年にベストバイを獲得、高評価を得たSoundcore Life Q30がQ35へと進化し、さらにSpace Q45へと進化。

より高性能になったワイヤレスヘッドホンの機能を紹介していきます。

LDAC対応で高音質

LDAC™対応でワイヤレス接続でもハイレゾ再生。従来のコーデックの最大約3倍のデータ転送により高音質で音楽を再現。

音質
タクマ

Ankerならではの聴きやすいヘッドホンに仕上がっています。よく言えば万人受け、悪く言えば突出点がない。

進化したノイズキャンセリング2.0

Ankerワイヤレスヘッドホンはノイキャン性能が

・Life Q30
 アクティブノイズキャンセリング
・Life Q35
 ウルトラノイズキャンセリング

と進化しSpace Q45では

・ウルトラノイズキャンセリング2.0を搭載

進化点はノイズキャンセリングの「強度」を自動で接続、わざわざ手動で調整する必要がないのがポイントです。

音楽への没入感を高次元で高めてくれる「Space Q45」

手動で好みの調整「5段階」もできるSpace Q45はあらゆる状況に対応するノイキャン機能です。

モード設定は3つ
  • ノイズキャンセリングモード
    自動でモード切替
    手動でモード切替(5段階)
  • 標準
  • 外音取り込みモード
    音声フォーカス
    カスタム(5段階)
ノイキャン
外音取込み
タクマ

ノイキャンは優秀なんだけど外音取り込みモードに関しては取込みがやや弱いという印象。

マルチポイント

2台のデバイスを同時に接続できるマルチポイント機能。

例えば1台はスマホ、もう1台はパソコンにBluetooth接続をした場合、面倒な切り替えをしなくても音楽を聴いたり、YouTube動画を視聴している方のデバイスに自動で接続をしてくれます。

複数のデバイスを使う方には必要不可欠な機能ですね。

Soundcoreアプリ

サウンドコアアプリをダウンロードすることでiPhoneやスマホから設定や操作ができます。

・モード設定
 3つのモードに設定
・音量制限
・ボタン操作
・サウンドエフェクト
 プリセットイコライザー
 オリジナル音源

などいろいろな設定ができます。

サウンドエフェクトではプリセット

・アコースティック
・クラシック
・ジャズ
・ロック
・ポップ

など20種から選んで設定が可能。

さらに「カスタム」ではイコライザーを好みに設定して保存しておけば自分だけのオリジナル音源で楽しむことができます。

AnkerのSoundcoreシリーズをいくつか持っていればすべて1つのアカウントに機器を登録、操作をすることができます。

タクマ

僕はSoundcore「Space Q45とLife P3」を登録して使っているよ。

最大65時間の音楽再生

Ankerは充電器のリーディングブランド。急速充電器モバイルバッテリーでも大人気。そんなメーカーだからできる長時間再生。

1回満充電をすると最大で65時間の音楽再生ができます。1日中音楽を聴く人でも2日は余裕です。

通勤・通学時のみなら1週間充電なしで使えるレベル。

再生可能時間再生状況
最大65時間 (通常再生時)
最大50時間 (ノイズキャンセリングモード使用時)
最大45時間 (LDAC使用時)
最大37時間 (LDAC使用かつノイズキャンセリングモード使用時)

Soundcoreアプリを開けばバッテリー残量を確認することもできます。

充電時間

充電状況充電時間と再生時間
充電時間2時間で最大65時間再生
短時間充電5分で4時間再生

Ankerのバッテリーは高性能、2時間の満充電で最大36時間の再生。さらにたった5分の充電で4時間もの再生を可能にしています。

お出かけ前にバッテリー残量が少ないことに気付いても「5分」あれば大丈夫。

Anker Soundcore Space Q45 レビュー!のまとめ

Anker Soundcore Space Q45を紹介しました。

ザックリまとめると

ナイス
イマイチ
  • アルミなど金属素材で高級感のあるデザインを採用
  • 長時間でも疲れないソフトな着け心地
  • 自動で判断ウルトラノイキャン2.0
  • LDAC™対応ハイレゾ再生
  • 充電5分で4時間再生
  • 最大65時間再生
  • 外音取り込みモード

総合点は

音質
ノイキャン
装着感
コスパ度
総合評価

僕はAnkerのガジェットが大好きなのでいろいろと購入していますが、高コスパでどれも満足度が高いのが特徴です。

「ワイヤレスヘッドホンSoundcore Space Q45」は

・デザイン
・性能
・質感

どれをとっても価格以上のクオリティで満足度が高いヘッドホンです。

ただ音質に関して言えば過度な期待は禁物です。

カスタムイコライザーである程度自分好みの音楽を楽しむことができますがSONYのヘッドホンと比較するとやはり価格の違いを感じます。

とは言っても「音」に細かなこだわりがないのであれば価格以上のサウンドが楽しめる高コスパのヘッドホンです。