何もかもがデジタル化の時代、万引きにもその影響で「デジタル万引き」と言われる、いわゆる本屋、書店で本の内容を写真に撮る行為に使われています。
書店で立ち読みする行為とは違う、見たい部分を写真に収めて持ち帰るという行為に全国の書店では危機感を感じています。
しかしこのデジタル万引き、意外と何も気にしていない方も多いのが現状です。
本の内容を撮影する行為が万引き?ピンとこない方もいると思います。
実際、書店での本の内容を撮影する「デジタル万引き」は
・どのような問題があり
・誰に迷惑がかかるのか
・違法性があるのか
簡単に紹介したいと思います。
デジタル万引きは違法ではない
デジタル「万引き」と聞くと「物を取る行為」違法と思いがちですが、実は本の内容を撮影して持ち帰ること自体は違法性はないようです。
しかし書店としては、本の内容を撮影されることで本が売れなくなることは大きな問題です。
デジタル万引きを禁止している書店
書店では「デジタル万引き」を禁止しているところも多いので注意が必要です。
カメラで本の内容を撮影する行為を見て注意する本屋もあれば、全く何もない言われない本屋もあります。
しかし何も言われないからと勝手に売り物の本を撮影する行為は問題でもあります。
違法行為とならなくても「万引き」という言葉が使われる行為であることは理解しておいた方がいいですね。
特に「デジタル万引き禁止」となっている書店ではそのような行為をする人を「客」としてとらえていないので注意しましょう。
利用者のモラルの問題
デジタル化の時代だからこそ気を付けるべき問題もいろいろとあります。
デジタル万引きだけでなく、スマホや小型カメラのようにいつもカメラを持ち歩く時代です。
無音カメラや小型カメラで盗撮行為も後を絶ちません、軽はずみな行為が取り返しのつかないことになることもあります。
カメラで他人のものを許可なく撮影することでのトラブルもよくある話です。撮影する行為、モラルをもって使うように心がけたいですね。
まとめ
書店で本を撮影することを悪いと感じない方も実際いるのも事実です。
デジタル万引きが引き起こす問題点をもっと広く周知することもこのデジタル化の時代には必要と感じることもあります。
本を見ていてあっこれいい。
そう思ったときにふとスマホでパシャっと撮影してしまうことがあるかもしれません。
そういった行為を「デジタル万引き」とするなら禁止とする「表示」等も分りやすくすることも求められる時代でもありますね。
いずれにせよカメラは一つ間違うと思わぬ事態になることを理解して正しく使うようにしましょう。