GoProには手ブレ補正(HyperSmooth)が搭載されています。
最新のGoPro 10では(HyperSmooth 4.0)新型が出るたびに進化してきた強力なブレ補正ですが、走ったり激しい動きをするとどうしても縦ブレが気になります。
激しいシーンで使うGoProでプロが撮影するようなスムーズで滑らかな動画が撮りたい、そんな悩みを解決するにはブレない撮影ができるジンバルがおすすめです。
人気の3軸ジンバルには
・スマホ・iPhone用ジンバル
・一眼レフカメラ用ジンバル
・アクションカメラ用ジンバル
があります。
さらにジンバルにカメラが付いたタイプも販売され、ますます需要が拡大するガジェットです。
この記事ではGoProを乗せて使える3軸ジンバル・スタビライザーの人気3社5機種を比較。
おすすめも紹介していきます。
- 防水ありの最新機種なら
「Hohem iSteady Pro4」 - GoPro MAXも取り付けたいなら
「INKEE Falcon Plus」
- GoProジンバルの比較表はコチラ↓
「GoPro用ジンバルの比較」
>>GoPro HEROシリーズの比較はコチラ
GoPro用3軸ジンバルとは
歴代のGoProには本体に強力な手振れ補正(HyperSmooth)が搭載されていますが、激しい動きをするシーではブレが気になります。
そんな状況でも3軸のジンバルにGoProを取り付けて撮影することで、GoProの手振れ補正とジンバルによってさらにスムーズで滑らかな期待以上の撮影が可能となります。
GoPro用のジンバルはアクションカメラ専用でアタッチメントやクイックリリース式で簡単に脱着ができるようになった機種や、防水性能を備えたタイプがあります。
GoPro用と同じ構造を持つスマホやiPhone用のジンバルが気になる方はコチラの記事も見てね。
ジンバル・スタビライザーとは
アクションカメラを取り付けて撮影することができるジンバル・スタビライザーは横揺れや縦揺れを抑えてくれる「安定化装置」です。
3軸ジンバルは3つの方向の揺れを制御する装置です。
・ティルト(縦)
・ロール(回転)
・パン(横)
の動きを制御。カメラがまるで宙を浮いたかのような動きをします。初めて使う方はその動き感動するかも。
ジンバルとスタビライザーの違いは
一般的に使う安定化装置はモーターで制御する3軸ジンバルです。
GoPro用ジンバルを使うメリット
GoProのブレ補正(HyperSmooth)は
・HERO 9でHyperSmooth 3.0
・HERO 10でHyperSmooth 4.0
カメラ本体のみで強力にブレを制御してくれます。
昼間、明るい場所での撮影は十分に満足できるレベルですが、速いテンポで歩いたり、走ったりした場合には縦揺れが気になります。
夜、暗い場所での撮影時に手ブレ補正をONにして撮影すると光がにじんだような動画が撮れてしまいます。
そこで手振れをOFFにするとブレブレの揺れる映像が取れてしまいすが、GoPro用3軸ジンバルを使うことで暗い場所でもキレイに撮影をすることができます。
ジンバルを使う上での大きなメリット。
- さらにブレ、縦揺れが緩和される
- ロックモードでカメラ固定ができる
- 夜でもキレイに撮れる
- 手元で操作ができる
- 自撮り棒にもなる
ロックモードを使うとカメラの揺れが抑制されてよりスムーズで滑らかな映像を撮影することができます。
GoPro用3軸ジンバルの選び方
GoProを取り付けて使えるアクションカメラ用の3軸ジンバルを選ぶポイントは
この5つのポイントを詳しく確認していきます。
アクションカメラとの互換性
アクションカメラ用の3軸ジンバルはメーカーにより違いがありますが人気の
・GoPro
・OSMO ACTION
・Insa 360
・Sony RX0
・SJ CAM
など多くのアクションカメラに対応しています。
ジンバルの機種にもよりますが、GoProなら歴代のHEROシリーズ 3/4/5/6/7/8/9/10とMAXを取り付けることが可能。アクションカメラを買い替えてもそのまま使えるメリットがあります。
多くの互換性があるけどメーカーや機種によって違いがあるのでよく確認してね。
防水・耐水性能
GoProはアクションカメラです。
水やほこりの発生する環境下で利用することが多い方は、ジンバルに防水や防滴性能があるか必ず確認しましょう。
ジンバルは電子制御をするガジェットです。
防水・防滴性能がないジンバルで雨天時、水しぶき等がかかる場所で撮影をすると故障します。
- 水しぶきや雨天でも使えるジンバル
・「Hohem iSteady Pro4」
・「Hohem iSteady Pro3」
取り付け容易度
3軸ジンバルにGoProを取り付けする際に、着脱が簡単にできるかがポイントです。
ワンステップ1秒でインストールできるクイックリリース式のジンバルも販売されています。
初心者の方にはより簡単に着脱できるタイプがおすすめです。
- 取り付けが簡単クイックリリース式
「Hohem iSteady Pro4」
撮影モード
アクションカメラ用ジンバルにはさまざまな撮影モード
・タイムラプス
・スローモーション
・スポーツモード
・パノラマ撮影
など機能があります。
より多彩な撮影を楽しみたいのなら高性能機を選びましょう。
カメラへの給電
大容量のバッテリーを搭載したGoPro用ジンバルなら、アクションカメラへの給電が可能です。
稼働時間の短いアクションカメラでもジンバルから給電しながらロングな撮影に対応させることができるメリットがあります。
GoPro用ジンバルの比較
GoProや他のアクションカメラに対応した高性能ジンバルの人気メーカー
・Hohem
・INKEE
・Feiyu Tech
の比較をしていきます。
機種 | Hohem iSteady Pro4 | Hohem iSteady Pro3 | INKEE Falcon Plus | INKEE Falcon | FeiyuTech Vimble2A |
実勢価格 | 12,990円 | 9,891円 | 14,999円 | 12,960円 | 13,865 |
評価 | (4.5 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) |
対応機種 | GoPro 5/6/7/8/9/10 | GoPro 3/4/5/6/7/8 | GoPro 5/6/7/MAX/8/9/10 | GoPro 5/6/7/8/9/10 | GoPro 5/6/7/8 |
防水 | IPX4 | IPX4 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
給電 | 対応 | 対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
選ぶポイントとしては
・旧モデル
・新モデル
どちらにするのか、防滴仕様など選択肢があります。基本型落ち製品は安いのでお得に購入したい方にはおすすめです。
GoPro用ジンバルのおすすめランキング
GoPro用ジンバルのおすすめを紹介していきます。
おすすめ① Hohem iSteady Pro4
Hohemは2014年に中国・深センで設立されたジンバル専門のメーカーです。
ジンバルのラインナップは
・アクションカメラ
・デジタル一眼レフカメラ用
・スマートフォン用
を専用設計とし人気の「Hohem iSteady」シリーズを販売しています。
Hohem iSteady Pro4はPro3の後継機でIPX4の防滴で水しぶきはもちろんですが、雨などの天候が悪い時も撮影ができます。
アクションカメラ本体に防水性能があってもジンバルに防水や防滴機能がないと、撮れるシーンが半減してしまいます。
Hohem iSteady Pro4ならより多くの場所、シーンで活躍。
肝心な手振れ補正は進化した「iSteady 5.0」のアルゴリズムによって縦揺れ、横揺れを制御、スムーズで滑らかな映像を撮ることができます。
GoProをジンバルに乗せるのは1秒クイックリリースでワンステップで組立・分解が可能、初心者にもやさしい設計です。
撮影モードでは
・タイムラプスモード
・スローモーション
・スポーツモード
・600°インセプション効果
に対応。
- ワンクリック接続
ワイヤレスBluetooth - IPX4 防水規格(防滴)
雨天も水しぶきもOK - 3600mAhの大容量バッテリー
カメラへの給電
最大14時間稼働
対応機種 | 防水 | 充電 |
GoPro Hero 10/9/8/7/6/5/4/3 | IPX4 | Type-C |
バッテリー | 稼働時間 | サイズ | 重量 |
3600mAh | 約14 時間 | 278x106x45mm | 365g |
おすすめ② INKEE Falcon Plus
INKEE Falcon Plusは数あるGoPro対応ジンバルの中で「GoPro MAX」を取り付けることができることができるのでMAXユーザーにもおすすめです。
INKEE Falconの後継機となる「INKEE Falcon Plus」はワンキースイッチ操作で縦撮影(垂直撮影モード)が簡単にできるジンバルです。
分解・組立性もネジ1本なので素早くアクションカメラを乗せることが可能です。
撮影性能ではタイムラプスや三次元ドリームモードに対応。
- GoPro MAXの取り付けができる
- ワイヤレスでGoProを制御
Bluetooth - 全画面表示機能
- 逆充電機能
ジンバルからGoProを充電
対応機種 | 防水 | 充電 |
GoPro 10/9/8 / max / 7/6/5 | 非対応 | Type-C |
バッテリー | 稼働時間 | サイズ | 重量 |
2500mAh | ー | 235mm×125mm×37mm | 292.5g |
おすすめ③ Hohem iSteady Pro3
Hohem iSteady Pro3は「Pro4」の前期モデルで高性能なのに1万円以下で購入できるジンバルです。
手振れ補正機能は「iSteady 3.0」で強力に安定化をサポートします。
バッテリーは4000mAhで12時間の稼働を実現。Wi-Fi接続によりジンバルでGoProを制御。
撮影機能では
・モーションタイムラプス
・スポーツモード(Sport Mode)
などさまざまな撮影シーンに対応。
- 旧モデルでも高性能
コスパ抜群 - 大容量バッテリー
4000mAh
対応機種 | 防水 | 充電 |
GoPro Hero 8/7/6/5/4/3 | IPX4 | Type C |
バッテリー | 稼働時間 | サイズ | 重量 |
4000mAh | 12時間 | 300 x 140 x 60 cm | 365g |
おすすめ④ INKEE Falcon
INKEE Falconは「INKEE Falcon Plus」の前期モデルです。
このジンバルのメリットはコンパクトな筐体で扱いやすくちょうどいいサイズ感です。
基本性能は「INKEE Falcon Plus」と同じ。
デザインもシンプルで全体のバランスがいい3軸ジンバルです。
- コンパクトで扱いやすい
対応機種 | 防水 | 充電 |
GoPro 5/6/7/8/9/10 | 非対応 | Type-C |
バッテリー | 稼働時間 | サイズ | 重量 |
2500mAh | ー | 236mm×111mm×37mm | 310g |
おすすめ⑤ FeiyuTech Vimble2A
FeiyuTechはさまざまなジンバルを開発、販売する有名なメーカーです。
・アクションカメラ用
・一眼/ミラーレス用
・スマートフォン用
・ウェアラブルジンバル
・カメラ付きジンバル
ジンバルに特化。FeiyuTechのカメラ付きジンバルも人気です。
そんなメーカーが発売するアクションカメラ用ジンバルFeiyuTech Vimble2Aはアタッチメントが2つ付属。
・旧アタッチメントはGopro 5/6/7用
・新アタッチメントはGoPro 8用
自撮り棒を内蔵したジンバルは重量は279gと軽量、長時間の撮影でも疲れにくく女性のもおすすめです。
1ボタンで縦撮り撮影ができる他、モーションタイムラプス撮影も楽しむことができます。
- 内臓自撮り棒
4段階調節18cm - 軽量279g
女性にもおすすめ
対応機種 | 防水 | 充電 |
GoPro 5/6/7/8 | 非対応 | micro USB |
バッテリー | 稼働時間 | サイズ | 重量 |
1300mAh | 10時間 | 279g |
GoPro用ジンバルおすすめ5選!ブレないスタビライザーを比較!まとめ
GoProは強力な手振れ補正が内蔵されていますが、3軸のジンバルに乗せることでさらに縦揺れに効果を発揮。
ジンバルはGoPro単体では撮れないアングルでの撮影にもおすすめです。
GoProの手振れ補正(HyperSmooth)が使えない夜の撮影下でも、3軸ジンバルがあればスムーズなブレのない撮影ができます。
GoProはさまざまなマウントでアクションシーンが撮れるカメラですが、3軸ジンバルに乗せることでまた違った撮影シーンを楽しむことができるのでGoPro用マウントやアクセサリーにプラスしておきたいアイテムですね。
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