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知っておきたい小型カメラのレンズ位置

小型カメラにはいろいろなタイプがあり、どれも超小型のレンズが隠されています。

カメラの性質上

・レンズが見えない
・確認しづらい(ばれない)

ように内臓されています。スパイカメラや隠しカメラとも呼ばれるカメラには「レンズ」が見えたら意味がありません。

この記事では小型カメラ各タイプのレンズの位置を「製品仕様」をもとに紹介していきます。

小型カメラを使う上でどこにカメラレンズが配置されているのか知っていた方がいいでしょう。また新規に購入しようと思っている方は参考にしてみて下さい。

代表的な売れ筋機種

小型カメラの代表的な売れ筋人気商品のカメラレンズの位置をそれぞれタイプ別に紹介していきます。

レンズの位置をしっかりと認識しておくことで、自分が撮りたい場面や対象物に見合った小型カメラが選びやすくなります。

カメラレンズの位置と撮影アングル関係はとても重要となります。これから小型カメラを購入しようとしている方必見です。

代表的な人気機種は以下の6タイプ

  • 腕時計型カメラ
  • メガネ型カメラ
  • ペン型カメラ
  • 充電器型カメラ
  • ライター型カメラ
  • 置き時計型カメラ

タイプ別レンズ位置とメリット・デメリット

人気機種6タイプのレンズ位置はもちろん、そのレンズ位置だから得られるメリットとマイナス要素のデメリットもご紹介します。

デメリットを理解したうえで小型カメラを使うことが「証拠」となる映像を手に入れるための第一歩です。

腕時計型カメラ


腕時計型カメラ
腕時計型カメラのレンズ位置は、時計の文字盤内部に配置されています。

画像を見ても分かるとおり、よほど詳しい人でないとカメラレンズを見つけることは困難でしょう。

腕時計型カメラではほとんどの機種がクロノグラフ風の時計を採用しています。これはレンズだけでなく各装備やスイッチをカモフラージュするためです。

腕時計型カメラでは基本6時位置にカメラレンズを内臓しています。

赤外線ライトに挟まれるように配置されたレンズはうまく文字盤にカモフラージュされているのがお分かりいただけると思います。

メリット・デメリット

腕時計型カメラメリット

腕時計型カメラのレンズ位置によるメリットは、アングルが自在であること。

腕に装着した腕時計、レンズが配置された文字盤を対象物に意識して向ければ、相手の動きに合わせてフォーカスできる。

他のカメラと違う身に着けるカメラは、人の動きでアングルを自由に変更できるのがいいですね。

使う場面は腕時計を装着していても違和感がない場所ならいつでもどこでも使えるスパイカメラです。

腕時計型カメラデメリット

しかしこんな優秀なカメラにもデメリットがあります。

アングルが自由に動かせるのは高ポイントであるが、腕は顔から遠いので狙った「アングル」にばらつきが発生してしまう。

腕を対象物に確実に向けたつもりでも撮影できていなかった・・・そんな事例も多い。

撮影アングルが上手くできていなかったことが原因である。これを克服するには、経験と勘がたより、普段からアングル確認と撮影の練習をしておくのもいいかもしれない。

メガネ型カメラ


メガネ型カメラ
メガネ型カメラのレンズ位置はフレームのセンターかサイドに配置されています。

メガネ型カメラの場合は顔に付けるのでレンズが目立つようではスパイカメラとしての意味がありません。

しかしどれだけ小型のレンズでもピンホールのような穴があれば気になります。メガネカメラを着けて人と面と向かって話すことがないなら特に問題はないでしょう。

しかしメガネ型カメラを着けて目の前の人物を撮影するのは勇気が必要かもしれません。

特に知り合いの場合注意が必要ですね。

しかしこれも機種により違いがあり、2020年以降に販売されているものでは、レンズが仕込まれた位置のピンホールが見えない、もしくは見えずらいように改良されています。

不自然に見える部分をレンズだけでなくフレームや操作スイッチも含め改善されているのでぱっと見ただけでは見破ることはできません。スパイカメラならこれくらいのクオリティがないと使い物にならないのも事実です。

メリット・デメリット

メガネ型カメラメリット

メガネ型カメラはレンズが目線の位置についていること。目線の位置にあるので見たものがそのまま撮影できるメリットがあります。要は撮影の失敗がないこと。スパイカメラに要求されるものは、確実に対象物を捉えること。重要な場面をいかに見逃すことなくその瞬間を映像に残すかで「証拠」を手に入れられるかが決まってくる。そういう面ではメガネ型カメラは自由にアングルを変えることができるうえ、撮り損じもない優れたカメラである。

メガネ型カメラデメリット

そんな優秀なカメラにも欠点はある。やはり接近されるとカメラが付いていることが見つかるのでは?と不安になる点だ。スパイカメラはカメラが見つかったらその時点でアウト。いくらカモフラージュを考えて作られているとはいっても注意しておくことは必要だ。メガネ型カメラのデメリットを理解しておき状況に応じた場面で使うことをおすすめする。

ペン型カメラ


ペン型カメラ
ペン型カメラが画像でもあるようにペンの上部に小さな穴があり、その部分にカメラレンズが内臓されていいます。ペン型カメラのほとんどの機種がこの位置にレンズを配置している。いくつかの機種では「レンズプロテクト」と呼ばれるものが装備されており、これはカメラを起動させていないときレンズの内臓されたピンホールを隠すためのものだ。

カメラを使わないときはペンとして利用できるのでカモフラージュ性は高く、ペンとして使うときはレンズプロテクトを上部に押し上げ“レンズを隠す”ことができる。このような装備こそがスパイカメラには必要な部分である。ペン型カメラを購入するならだんぜん“レンズプロテクト”を装備したカメラをおすすめする。

メリット・デメリット

ペン型カメラのメリット

ペン型カメラは幅広い場面で使えるて便利なカメラ。ビジネスでもプライベートでも使えるのがいい。設置する場所を工夫することでいろいろな場所に対応できます。例えばペン立てに入れて、胸ポケットに入れて、手に持って、机の上に置いてなどペンがあっても不自然でない場所ならどこでも使えます。またレンズプロテクトが付いたペン型カメラなら安心です。

ペン型カメラのデメリット

ペン型カメラのデメリットは腕時計型カメラ同様にアングル調整が難しい点です。何度か使い慣れてくると問題ないかもしれませんが、使い始めはアングル調整に少々てこずるかもしれませんね。

充電器型カメラ


充電器型カメラ
充電器型カメラでは機種により多少違いがあるもののレンズ位置は本体の短編側、側面にレンズが配置されています。市販の一般的なポータブルバッテリーのように側面にはUSBポートが付いていて充電器としても使えるので便利です。中にはよりカモフラージュ性を完全とするためミラーレンズのカバー内にレンズを内臓している機種もあります。

またmicroSDカードをシークレットカバー内に収めるものもありスパイカメラとしての完成度も高い。スマホユーザーなら普段持ち歩くことも多い充電器、どこでも違和感なく使えるカメラ機能も付いた充電器は初心者の方にもおすすめです。

メリット・デメリット

充電器型カメラメリット

充電器型カメラは多くの機種が長時間の録画に対応しているので監視カメラとして最適です。バッテリーのみで10時間程度の連続録画~最大24時間まで稼働するものまであります。またバッテリーの容量も6000mAhや大容量の10400mAhまであり、スマホなどを充電する機能も申し分ないので普段使いができるスパイカメラです。長時間録画に対応しているのでドライブレコーダーとしても十分機能しますね。

充電器型カメラデメリット

デメリットとしては本体サイズが大きいので、使う場面が限られてくる場合があるのと、カメラアングルが確認しずらい点があります。事前にアングル確認ができる場所での使用なら問題ありませんが、突発的な撮影には少々慣れが必要となります。

ライター型カメラ


ライター型カメラ
ライター型カメラのレンズ位置は本体底面に内臓されています。基本的には手に持っての撮影がメインとなるのでアングルは自在です。また実際に煙草に火を付けられるものと、火が付けられないタイプがあります。他人にライターを貸す可能性がある人は“着火”できるタイプがおすすめです。万が一を考えたスパイカメラではカモフラージュは重要です。

他にもシークレットに対応するためのオリジナルステッカーをセットにしたカメラもあり、さらにCR対応表示も精巧に付いたものがあるので、ライター型カメラを購入する際はこういった点を確認してみよう。

メリット・デメリット

ライター型カメラメリット

ライター型カメラは煙草を吸う方であれば違和感なく使えるスパイカメラで、100円ライター程度の大きさで持ち運びも容易。また撮影時は手に持っての撮影で狙った対象物にカメラを向けることもできる。

ライター型カメラデメリット

しかしライターという特性から禁煙の場所等では使えないデメリットもある。他にも仕事や禁煙の車内などで使うと不自然でもある。ライター型カメラは使える場面が限られてくるので、そういった点も考え手に入れることをおすすめします。

まとめ

売れ筋人気の小型カメラのレンズ位置は機種により全く違うことがお分かりいただけたと思います。このレンズの位置を把握しておくことで、自分の目的に合ったタイプのカメラがどれで、どの場面を撮影するのに適しているのか把握できるでしょう。

上手く日々の生活の中で小型カメラを活用していきましょう。