iPad Air 10.9インチ 第5世代 第4世代用のキーボード、Logicool(ロジクール)Combo Touch(コンボタッチ)を購入したのでレビューをお届け。
iPadのキーボードはApple純正の「Magic Keyboard」も候補でしたが高品質のLogicoolに決めました。
僕と同じこと思った人には「Magic Keyboard」と同じSmart Connector(スマートコネクター)で電力給電ができて約半額で購入できるLogicool(ロジクール)のiPad用キーボードがおすすめです。
僕が買ったCombo Touchはトラックパッド搭載の着脱式キーボードケースです。
Folio Touchとの違いなど分かりやすく比較もしていますのでiPad Airのキーボードを選びの参考にしてみて下さい。
結論から言うと買って大正解、純正かと思うクオリティ+キズ防止も完璧なiPad用キーボードです。
「Magic Keyboard」はとてもいいキーボードです。でもiPadでキーボードを使いたいだけで45,000円はちょっとね。
製品仕様は違うけどLogicool(ロジクール)Combo Touchは着脱式のキーボード仕様でこれが純正とは違う点でメリット。
他にも本体をしっかりとガードする織物素材を使った高品質なケース、ノートPCのように快適に使える日本語キーボードなど盛だくさんです。
Logicool(ロジクール)Combo Touchの開封と同梱品
いつものようにパッケージ紹介から。箱はシンプルで横スライドで開けるタイプです。
箱の裏側には機能の説明やパッケージ内容が記載されています。
箱から同梱品を出してみました。パッケージ内容は
デザインや機能については後ほどチェックしていますのでよかったら最後まで見て下さいね。
Combo Touchの概要
iPad Air iPad Air 10.9インチ(第5世代・第4世代)Combo Touchのスペック
型番 | 日本語 for iPad Air (4th & 5th gen): iK1095GRAr |
カラー | オックスフォードグレー |
対応デバイス | iPad Air(第5世代) モデル: A2588, A2589, A2591 iPad Air(第4世代) モデル: A2316, A2324, A2325, A2072 |
キーボードのタイプ | 取り外し可能なキーボード |
バックライト付きキー | あり(自動調整) |
表示角度 | 10°~60° |
電源および接続性 | Smart Connector経由でiPadによる電力供給 |
ケース | Apple Pencil(第2世代)の保管スペース 前面、背面およびコーナーの保護 すべてのポートにアクセス - カメラ / iPad充電ポート |
キーボード | 16レベルの調整可能なバックライト 完全なiPadOSショートカットキー列 |
サイズ | 252 x 189.3 x 17.1 mm |
重量 | 574g |
保証 | 2年間無償保証 |
違いが簡単に分かる!ロジクールCombo TouchとFolio Touchの比較
モデル名 | 価格 | 着脱式 | Smart Connector | 保護 | ||
✅レビュー Combo Touch | 24,750円 | 電源供給&ペアリング | 前面、背面およびコーナー保護 | 詳細を見る | ||
Folio Touch | 21,480円 | 非対応 | 電源供給&ペアリング | 軍レベルの落下保護 (MIL STD 810G) | 詳細を見る |
Apple純正のキーボードと同じSmart Connectorによる電源供給&ペアリングができる点が人気のロジクールキーボード。
Combo TouchとFolio Touchは基本性能は同じですが1つ大きな違いがあります。
・着脱可能なキーボード
であるか、ないかの違いです。
Combo Touchは使うシーンによってキーボードの取り外し、取り付けができる点が優れています。
ロジクール COMBO TOUCHを選んだ理由
iPad用のキーボードはAppleの純正品をはじめ、いろいろなメーカーからサードパーティ製のキーボードが発売されています。
多くの中からロジクールのCOMBO TOUCHを選んだ理由は
・Smart Connector(スマートコネクター)対応
・キーボードが簡単に着脱できる
・純正品と比較してコスパが良い
・ノートPCのようにトラックパッドが使える
・iPad本体のキズをがっちり防止できる
この5つでした。
特にこの中でもSmart Connector(スマートコネクター)によるiPad本体からワンタッチで電力供給とペアリングができる点が大きな理由です。
・キーボードの充電
・Bluetooth接続によるペアリング
この2つは僕にとっては面倒な作業です。
ワンタッチ充電&ペアリングは最高です。
そしてロジクールのキーボードで同じような仕様の「FOLIO TOUCH」でもなく「COMBO TOUCH」にした理由はキーボードが簡単に着脱できるのもポイントでした。
それでいて扱いやすいどこでもクリックできる大型のトラックパッドが使えて約4万5千円の「Magic Keyboard」の約半額で買えるコスパの良さで購入しました。
高品質な織物素材を使ったデザインも決め手。
ロジクールCOMBO TOUCHの外観デザインや機能
さすがLogicoolの製品、見ためデザインの良さだけでなく機能性、フィット感など純正じゃないの?と思ってしまうクオリティ。
ここではLogicool Combo Touchの魅力をしっかりと伝えていきます。
外観デザイン
まずはキーボードからチェックしていきます。使いやすい日本語配列のキーボード。
トラックパッドはけっこう大きめでどこを押してもクリックできます。
DellのノートPC14インチと比較してみました。
ノートPCよりも一回り小さい程度で10.9インチiPad用のキーボードでは使いやすいサイズだと言えます。
ケースも同じ素材でシンプルで上質です。
ロジクールのiPad用キーボードはデザインや質感が純正?と思えるほど上質です。
まず手にしたときにぱっと幾何学模様ぽくも見えるオックスフォードグレーの「織物素材」が目を引きます。
拡大すると白と黒の織り込まれた素材感がよく分かりますが、通常でここまではっきりと見えることがありません。
たぶんですけど、少なくとも僕には。
iPadを全方面から保護するケースは高クオリティ
Logicool(ロジクール)の製品はクオリティが高く人気ですが、このCombo TouchはAppleの純正品と思うほどの出来栄えです。
iPad Airをケースに入れるとドンピシャでiPadの外枠をケースの縁がかぶるように設計されています。このクオリティがすごいです。
カバーとは思えない隙間なく収まりiPadのベゼルも傷からしっかりとガードしてくれます。
キーボード側のカバーがケース側にピッタリと隙間なく閉じているのでここからは指が入らず開けることができません。
ぴったりとフィットしているのでカバーを開けるときは、電源ボタンの隙間に指を入れて開くようになっています。
他の箇所はピタッと閉じているので指が入りません。
キーボードを開く際に指を入れる場所を確認しなければいけないのが多少面倒。
若干使い勝手が悪いけどデザインは最高。
いやーしかしほんとすごくよく出来ています。完成度が高い。
カメラもしっかりとスタイリッシュに保護されています。
ロジクールの製品はといてもいいですね。
Smart Connector(スマートコネクター)
ケース側の内側にあるSmart Connectorの端子です。
僕がCOMBO TOUCHを選んだ理由1位はSmart Connector(スマートコネクター)によるiPad本体からの電力供給です。
これがあるとないでは利便性が全く違います。
ここにiPad本体をはめ込むとiPad背面にある端子と接続してCOMBO TOUCHのキーボードに給電をする仕組みです。
マグネット着脱式キーボード
ケース側とキーボード側にそれぞれマグネットになっていて近づけると強力な磁力でピタっとくっつきます。
ケースとキーボードを近づけるだけで勝手に合体するよ。
Smart Connectorの端子はケース側に5つある、右側3つとキーボード側の端子がくっついて給電する仕組みです。
ワンタッチでiPad本体から電源供給とペアリングができてしまう簡単さが最高です。何度も言いますが僕が1番に求める機能です。
ESRから発売される「Magic Keyboard」とほとんど同じデザイン、仕様のキーボードが1万円台で買えるとあって人気がありますが惜しい点はキーボードへの電源供給が別で必要となる点です。
でもその分安価で品質もいいんだよね。
けっこう悩みましたがSmart Connector非搭載なので、僕はロジクールCOMBO TOUCHにしましたが、Smart Connectorはなくてもいいよという人にはおすすめです。
着脱式キーボードが最高に使いやすい
僕がFolio Touchよりも価格の高いCombo touchを購入した理由2位はこれ分離できるキーボードです。
ノートPCのように使いたいときはキーボード仕様。
日本語キーボード
薄型のキーボードですが打ち心地はよく快適なタイピングができます。
ストロークは浅めですがしっかりとキーのカチカチ感があるのでとても使いやすいキーボード。
タイピングにキーを押す不快なカタカタ音はなく静かな場所でも気兼ねなく使うことができます。
織物素材と薄いキーボードがスタイリッシュ。純正にしか見えない?いやもはや純正以上とも言えるクオリティです。
周囲が暗くても操作ができるバックライト付きのキーを採用。
明るさは周囲の照度に応じて自動で16段階調整をしてくれる優れモノ。輝度は手動で調整もできます。
Multi-Touchトラックパッドジェスチャ
iPadのキーボードではトラックパッドおまけ程度で付いているものが多い中、ロジクールのiPad用キーボードのトラックパッドは
・使いやすい大きいサイズ
・どの位置でもクリックができる
・指触り滑りのよいトラックパッド
クリック感、操作感度、反応もいいとても使いやすいトラックパッドです。スワイプ、スクロール、アプリの切り替えもスムーズ。
Multi-Touchトラックパッドジェスチャが使えるので
・スワイプ
・タップ
・ピンチ
・スクロール
が好きな操作方法で実行ができます。
タブレットモード
キーボードを外すとiPadのみで片手持ちも軽いので使いやすくなります。
そして持ち運ぶときはiPadの全面をしっかりとガードしてくれるケース。
ここがApple純正キーボードよりも優れた点、キズ防止ができるケース+キーボード。最強です。
使うシーンで角度が自由に10°~60°に変更ができる
画面の角度を少しだけたおしてみました。
ノートPCモードで使う時は自宅の机、学校や職場の机、カフェなどのテーブルでは椅子も含め高さが違うので、利用シーンに合わせて自在に画面角度を変更することができます。
さらにたおしてみました。通常でノートPCのように使うならこれくらいの角度が使いやすいですね。
もっと画面をたおすこともできます。
タブレットモードでも角度は自在です。
タブレットモードでは
・横向き
・縦向き
どちらでも立てて使うことができます。
これもCombo touchのメリットですね。
Apple Pencil(第2世代)の充電ができるケース
COMBO TOUCHのケースデザインはApple Pencil(第2世代)の充電しながら使用ができるように設計されています。
Apple Pencilを使わないときはいつも充電、使う時のためにスタンバイしておくことができます。
重量
電子スケールで3つのパターンで重量がどれくらいになるのか計ってみました。
まずはiPad Air本体のみの重量を計ってみました。
・477.6gでした。
次は保護ケースに入れて計ってみました。
・726gでした。
着脱式なのでキーボードを使わないときはiPad Airの重量+約54gで本体をケースで保護しながら使うことができます。
これは着脱式のメリットです。
「FOLIO TOUCH」の場合は外せないのでキーボードが不要な時も重量が重いのがデメリットです。
またApple純正の「Magic Keyboard」はマグネット脱着式なのでiPad本体を簡単に外すことができますが、本体はケースがなくむき出しなので傷防止ができません。
最後は保護ケース、キーボードを取り付けて計ってみました。
・1.064kg
さすがにそこそこ重いですね。
ちなみにMacBook Air M2は1.24kgなのでモバイルノートPCなみの重量になりますが、軽量なMacBook Air M2よりも軽いのでリュックやバッグに入れての持ち運びも余裕です。
ロジクール COMBO TOUCHのメリット・デメリット
ロジクールのCombo Touchはトータルバランスの優れた高品質のiPad 用のキーボードです。
ここでは使って感じたメリット・デメリットを紹介していきます。
メリット(良い点)
Combo Touch(コンボタッチ)は高クオリティで多くのメリットがある完成度の高いキーボードです。
サードパーティ製品の中では価格は2万円台と高めですが、使うとその良さが実感できます。
COMBO TOUCHのメリットは使えばわかる外せないポイントばかりです。純正クオリティというより純正以上ともいえる高品質です。
やっぱりSmart Connector(スマートコネクター)は快適です。ほんとCOMBO TOUCHを選んでよかった、選択は間違っていなかったと感じました。
正直、この1~4のメリットは最高レベルです。
デメリット(イマイチな点)
どんないい商品でもデメリットがあります。ただしデメリットは使う人によって違うので僕が感じたイマイチな点を紹介していきます。
ノートPCなら1kgは軽量ですが、iPadとして1kg超えはやっぱり重く感じます。でもそれが持ち運び時に不満かと言えばそうでもなく許容範囲です。
他2~4のデメリットも大した不満ではありませんが、あえて気になるところとして挙げてみました。
ただキックスタンドは、角度をしっかりと決めて設定しないとiPad本体がパタンと前に倒れることがあるので注意が必要です。
ロジクールCOMBO TOUCH レビュー!コスパ最強のキーボードのまとめ
ロジクールCOMBO TOUCHのレビューをしました。
Apple純正と同じSmart Connector(スマートコネクター)を搭載し、iPad用のキーボードとしては純正と同等レベルです。
価格と性能を考えればコスパ最強は間違いのないレベル。
どのキーボードを買うかいろいろと迷いましたが、純正でもなくロジクールCOMBO TOUCHにしてほんと良かったと思いました。
多少使いずらい点もあるけど、どのようなシーンでも操作性のよいCOMBO TOUCHは最高です。
幅広くさまざまなシーンで使いたい人には全方位を保護してくれる「着脱式キーボード」COMBO TOUCH。
外したり付けたりが面倒な人、軍レベルの落下保護を求めるなら一体型の「折りたたみ式キーボード」FOLIO TOUCHがおすすめです。
総合すると、ロジクール COMBO TOUCH キーボードは、その高いパフォーマンス、多機能性、耐久性、および使いやすさにより、幅広いユーザーにおすすめできるiPad用アクセサリーとして評価できます。生産性を向上させる優れた選択肢と言えます。
FOLIO TOUCH
トラックパッド付のキーボードでiPadを使うあなたの可能性がグンと広がります。
これはノートPCではありません。
引用元:ロジクール
それ以上です。
上記のロジクールCOMBO TOUCHのコンセプト、使えば「あーなるほど」とうなずきたくなるマルチなキーボードです。
なぜって?いいのは分かるけどさすがに高すぎて手がでないよ。