小型カメラを使うなら長時間の録画に対応した機種がおすすめ。長時間を記録できる小型カメなら「証拠」を撮る場合でも、欲しい動画でも少しでも長く保存できる。
しかし長時間録画には、バッテリーが大容量で長く稼働するだけでは使えるカメラとは言えません。長時間録画に対応させるには、稼働時間と動画を保存する内部メモリもしくは外部メモリが大容量であることが条件となります。
ここでは長時間録画に対応した人気商品を対象に比較、連続録画or稼働時間、その他の機能についてまとめています。小型カメラで長時間の動画を撮影するなら基本大容量のバッテリー搭載機種が必要となりますが、他にも小型カメラを長時間稼働させる方法があります。
その方法と長時間録画に対応した機種とおすすめを紹介していきます。
- 人気の長時間録画対応機種の比較
- 長時間録画の機種について
- 長時間録画と稼働
- 機種別長時間
長時間録画に対応した機種がなぜ必要となるのか、またどのようなタイプの小型カメラが長時間録画及び稼働に対応しているのかについて分かりやすく一覧表にまとめて説明していきます。小型カメラを使った長時間の監視や防犯カメラ、証拠撮りをする必要がある方はぜひ参考にしてみて下さい。
1.小型カメラの長時間稼働&録画に対応したスペック比較
ここに掲載している機種は長時間録画に対応したおすすめの小型カメラを集めました。小型カメラの本体に内臓されたバッテリーのみで長時間の録画に対応した機種です。24時間365日監視カメラとして利用する際は、別売りのACアダプター対応製品を選択しましょう。
【長時間録画対応:充電器カメラ】
【長時間録画対応:充電器カメラ】
【長時間録画対応:充電器カメラ】
【長時間録画対応:火災報知器カメラ】
【長時間録画対応:置き時計型カメラ】
【長時間録画対応:その他、小型カメラ】
2.小型カメラで長時間録画ができる機種とは
スパイカメラの中でも本体のサイズが小型(ペン型、腕時計型、USBメモリ型、ライター型等)のカメラでは本体に内臓されているバッテリーのサイズが小さく容量が少ないので長時間録画に対応することはできません。あとで見てもらう稼働時間比較表を見ると分かりますが、小さなサイズの小型カメラでは最大で約60分程度の連続稼働or録画が限界です。
長時間稼働及び録画に対応している機種は、比較的本体サイズが大きめの小型カメラが長時間に対応していると言えます。これは大きな容量(mAh)のバッテリーが内臓できるため、その容量に応じた稼働が確保できるわけです。
3.小型カメラの長時間稼働と長時間録画について
『長時間稼働』とはバッテリーの容量(mAh)に応じて小型カメラ(スパイカメラ)を連続して稼働させることができる時間をいいます。このまとめページでは、稼働及び録画時間が5時間以上となるものを目安として長時間としています。一覧表でも紹介していますが長時間稼働or録画を内臓されているバッテリーのみので続稼18時間に対応している機種もあります。
これは省電力ICチップ搭載の小型カメラの超省電力によるものです。今後も省電力ICチップを搭載された機種が販売され、さらにロングな録画に対応した機種が発売されるでしょう。
しかし内臓のバッテリーでは長時間にも限界があるため、常時電源が確保できるACアダプター(外部電源)に対応した機種ではACアダプターの利用+繰り返し上書き録画対応で24時間以上の稼働が可能となります。ポータブル充電器を使えば充電しながらの稼働も可能です。長時間録画にはmicroSDカードの容量と繰り返し録画機能が搭載されているかがポイントとなります。
繰り返し録画に対応していない機種ではどれだけ稼働時間が長くてもメモリーがいっぱいになったら録画が停止してしまいます。長時間の録画した動画を保存するならmicroSDカード64GB、128GB、256GBの大容量メモリに対応している機種がおすすめです。
通常小型カメラは32GB、64GB、128GB、256GBのSDカード対応(機種による)していますが、動画(特に高画質フルハイビジョン)はメモリーが沢山必要となるので、長い録画時間に対応させるには繰り返し上書き録画機能は必須です。小型カメラでは録画時間の長さは重要なポイントの一つに入る。なぜならどんなに高性能な機能が備わっていても、録画時間が短いといざという場面で役に立たないことがあるからです。
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スパイダーズX A-602のように長時間録画に対応していても「繰り返し録画」未対応品もあります。これは大切なデータに上書損失を防止するためです。利用する状況により必要なタイプを選択しましょう。
極端な例えをすると、防犯用に置き時計型のカメラを設置して、そのカメラのバッテリーが2時間しか持たないと想定すると防犯用に作動させたカメラは、録画を開始してから2時間後には停止してしまうことに・・・。
この2時間で十分であればいいが、監視カメラとして使う時や、いつ訪れるか分からないチャンスを動画に収めようとするなら長時間録画は必須になってくるでしょう。
4.長時間録画を可能にするポイントとは?
長時間録画の問題は小型ビデオに限ったことではなく一般的なビデオカメラなども同じではないでしょうか。一般的なビデオカメラのように普通サイズのものには大きなバッテリーが搭載できるため、それなりの長時間録画は可能となっていますが小型カメラはその名の通り小型であることが長時間稼働及び録画という点ではデメリットとなっています。
ではそんなデメリットな点を持つカメラで長時間録画に対応させるにはどうしたらいいのか考えてみましよう。
長時間録画に対応させるポイントは二つ。一つ目は「バッテリー」。そして二つ目は「メモリー(SDカード【Amazon】)」。この二つのポイントを理解しておくことが重要になります。4Kやフルハイビジョンは綺麗な動画が楽しめる一方でメモリー容量が沢山必要となることを覚えておきましょう。
5.機種で使い分けて対応、長時間録画
小型カメラにはどの機種にもバッテリーが搭載されています。※(一部バッテリーを搭載しない直給電タイプもあり)では主な機種の連続録画を纏めてみたのでこちらをまずは見てみましょう。※ボタン型カメラなど一部の機種を除く。
機種 | 製品名 | 録画時間 |
---|---|---|
充電器型カメラ | A-610ab | ~24時間 |
ペン型カメラ | P-117S | ~60分以下 |
メガネ型カメラ | E-250 | ~60分 |
置時計型カメラ | Black Knight | 約8時間 |
火災報知器型カメラ | M-910 | ~10時間以下 |
上記表はメーカー公表値。※
数値は理論値であり稼働時間を保証するものではありません。とあり、使用環境で変動するのでおおよその目安にしてもらいたい。
この中でも「持運び型カメラ」のペン型、メガネ型は録画時間が極端に短いのがお分かり頂けると思う。これは本体が小型なので当然バッテリーも小型化されるので限界もある。体に装備したり、持ち運んだりする機種は連続稼働時間が~60分程度が限界と思っていれば間違いがない。しかしこのような機種もテーブルや棚などの上に置いて撮影する場合は、ACアダプターやポータブル電源に接続きる機種もある。その場合は稼働時間はAC給電なら24時間以上休みなしの長時間に対応できる。
※ただしメモリーカードの上書き保存(繰り返し録画)が条件となる。
最新のメガネ型ではスペアバッテリーが付属した機種が匠ブランド SPEye Predatorがある。テンプルのバッテリーを交換することで長時間稼働に対応した人気モデルもあります。
他の3機種、充電器型、置時計型、火災報知器型カメラは本体の大きさもそれなりで搭載されるバッテリーも大きくなり長時間の録画に対応している。小型カメラの長時間連続録画は1つのテーマでもあるが、これは工夫次第で24時間対応させることが可能。本体が比較的大きい3機種は8時間~24時間と十分な録画時間に対応しているので“欲しい動画”を手に入れるには問題ないと言えます。
例えば部屋の監視カメラとして利用する場合、朝に録画開始のスイッチをONにして仕事に行ったとします、そして帰宅するまでの留守の部屋を録画したいなら、必要な時間帯を搭載バッテリーのみでカバーできることになります。
さらに「動体検知機能」が装備されている機種であれば、これをONにしておけば、物体が動いた時のみ動きを感知して自動録画、自動停止をしてくれるので無駄なバッテリーの消費とメモリー容量の消費を抑えてくれるので便利です。
6.小型カメラを長時間MAXに対応させる
小型カメラの長時間録画対応は一つの課題でもある。防犯カメラとして利用する場合「24時間以上対応させたい時がある」そんな時はACアダプターを利用すれば24時間対応させることができバッテリーを気にすることなく使える。全ての機種がACアダプターに対応しているわけではないので注意して下さい。
例えば腕時計型で本体が極端に小さなカメラでもACアダプターに対応させている機種が販売されている。ACアダプターは別売りのものと付属しているものがあります。用途に合う小型カメラを選びましょう。
市販のものならUSBケーブでも対応可能ですが、オス側のタイプ(ミニBオス、micrBオス、8pin平型オスなど)。
置時計型カメラのように本体がそこそこ大きいタイプでは購入時に付属品で同梱されている機種もある。ACアダプター対応品はたくさん販売されているのでいろいろと検索して探してみよう。
7.こんな使い方もある長時間録画
小型カメラ(隠しカメラ)にはテッシュボックス型カメラがありますが、この機種は一般のテッシュボックスを入れるケース型をしたカメラ。このカメラケースにテッシュボックスを収めてもまだ空きスペースがあるため、中にポータブルバッテリーなどの充電器をいれて外部電源で長時間稼働をさせることが可能。この方法なら長時間録画に対応させることもでき、カモフラージュ性も抜群で自動車の中や各部屋など、どこに置いていても違和感なく使えるカメラです。またACアダプターにも対応で24時間以上の長時間録画&稼働も可能。
このようにちょっとした工夫をすることで、小型カメラを長時間録画に対応させることは可能です。使う用途で機種の選択をし、24時間以上の長時間録画に対応させたい場合は「ACアダプター対応」機種を選ぶことであなたの欲しい動画を手に入れる最良の選択をしましょう。
8.まとめ
長時間の稼働や録画に対応した機種では自宅や店舗等の監視カメラとして最適。24時間に対応させることで必要な時にメモリーカードに収められた動画を確認することができます。本格的な監視カメラは高額でなかなか購入に踏み切れませんが、小型カメラは比較的価格が安く初心者でも入りやすく人気です。
カメラの置き場所や隠し方を工夫すれば、留守中の自宅の敷地内の様子や、ペットの様子など普段目にすることができない場面を収めることもできます。長時間録画に対応した機種、対応させた使い方だからこそ手に入れることのできる情報(録画映像)があります。
長時間稼働&録画対応機種を有効に使い、不安に思っていたこと、知りたかった真実を確認することで不安を取り除ける場合があります。スパイカメラという特殊なカメラの機能を最大限に使いあなたの生活に安心を。