メガネ型カメラは手にカメラを持つことなくハンドフリーで動画撮影ができる人気のカメラです。使う用途は「証拠撮影」・「自分が見ている風景撮影」・「模型の制作工程撮影」などです。
ハンドフリーで撮影できることで初心者の方にも撮影の失敗がなく撮れるカメラとして今、最とても注目されている隠しカメラです。
カメラは通常アングル確認が必要となりますが、メガネ型カメラの特徴は「アングル確認が不要」ということ。
そんなメガネ型カメラの最新情報をお届けします。
更新2017/09/02
メガネ型カメラの新旧比較
メガネ型カメラは最新機種では当たり前のようになった「見えないレンズ」。
これが2014年ごろまではメガネフレームに埋め込まれた超小型のレンズが不自然に見えるものが一般的でした。しかしメガネ型カメラは顔にかけて使うもの、レンズが見えるようなカメラでは人前で使うのはとても勇気が必要です。
超小型レンズ
そんなメガネ型カメラも現在、通販で販売されている最新機種では「レンズが見えない」・「レンズが見当たらない」をコンセプトにどんどん進化しています。
メガネ型カメラのレンズが見えない、見えづらいは今や当たり前の装備である。
フレーム
最新機種ではメガネフレームやメガネレンズも違和感のないごく普通に見える「メガネ」のデザインを取り入れています。
人前で掛けていても「ばれにくい」レベルに達してきたと言えます。
メガネ型カメラは自然なメガネの見た目が必要なので、フレームとメガネレンズのバランスが大切です。
内臓メモリ
メガネ型カメラはフレームの構造上、ほとんどの機種が内臓メモリとなっています。容量は8GB、16GBが主流でしたが、最新モデルでは16GB~32GBが主流となっています。
内蔵メモリのメリットは購入後すぐに使えること、別途メモリを買い足す必要がないことです。
デメリットは撮影した動画を持ち運びたいときは、いったんパソコンに取り込み、外部ストレージに保存する必要があることです。
バッテリー
バッテリーは録画で40分程度だった稼働時間が60分~80分ほどにアップしています。またテンプル部分は外せるスペアバッテリーが付属した機種も販売され、交換することで稼働時間を倍にすることも可能になりました。
メガネ型カメラの最新情報
メガネ型カメラの最新の機種3つを紹介。
E-280
スパイダーズX E-280は他にはないセルフレームの外観がおしゃれなメガネ型カメラ。全面フレームのメガネ型カメラでは自分には似合わないと諦めていた方におすすめです。
スクエア型のハーフリムが知的な印象を与えます。
ビデオ機能を搭載したメガネフレームを最新機種ではここまで違和感なくカタチにしています。
主な特徴はこの5つ
- センターレンズ(自分目線で撮影できる)
- スクエアタイプ(シャープで知的な印象)
- ハーフリム(視野を邪魔しない)
- メモリ内臓32GB(すぐに使える)
- ミラーコーティングレンズ(光を反射する)
E-270
スパイダーズX E-270はスクエア型のデザインで知的な印象とフルリムでカジュアルな印象を与えます。もっともオーソドックスなデザインとクリアレンズ仕様でビジネスからオフ、カジュアルにも使える「自然なメガネ」として使えるタイプです。
初心者の方からプロまでおすすめできるモデルです。
主な特徴はこの5つ
- サイドレンズ(自分目線より横ズレするがアングル確認は必要がない)
- スクエアタイプ(シャープで知的な印象)
- フルリム
- メモリ内臓32GB(すぐに使える)
- クリアレンズ(最も自然)
Z-GO11
匠ブランドの名機ゾンビシリーズZ-GO11は新機種の中で唯一スペアバッテリーを交換して長時間の録画に対応させた機種です。脱着式のスペアバッテリーが2つ付属しているので稼働時間に不安がある方におすすめのメガネ型カメラです。
バイブレーションで操作が分る便利機能を搭載しているので「スイッチ」を押したつもりが入っていなかったということがありません。
主な特徴はこの5つ
- センターレンズ(自分目線で撮影できる)
- ストレートテンプル(スマートな印象)
- スペアバッテリー交換タイプ(長時間録画対応)
- メモリ内臓16GB(すぐに使える)
- クリアレンズ(最も地味で自然)
メガネ型カメラの使い方
メガネ型カメラの使い方はシンプルな操作が魅力です。基本的には操作スイッチはどの機種もメガネのテンプル部分に「操作ボタン」が配置されています。
操作ボタンの位置は次の3タイプ
- 上面配置操作ボタン
- 上面配置操作ボタン
- 内側配置操作ボタン
操作ボタンの配置の違いはメリットもあればデメリットもあります。それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
上面/下面配置操作ボタン
上面操作ボタンはメガネを掛けた状態でスイッチのオンとオフが行えるので便利です。
人前で使う場合、メガネを掛けた状態でテンプル部分を持ち“ちょっと位置をズラす”ふりをしてスイッチを押すのがおすすめです。上面操作ボタンのメリット・デメリットはこれ。
- メリット・・・スイッチのON/OFFが簡単にできる
- デメリット・・・上面操作ボタンの場合見える位置にあるので、髪の毛が短い人はバレないかと不安になるかも。
内側配置操作ボタン
内側操作ボタンは、隠蔽性が高く初心者の方でも不安なく使えるメガネ型カメラです。
人前で証拠撮影などに使う場合、メガネを外してレンズを拭くなど、ワンアクション入れての操作が必要となります。その分カモフラージュ性は高いカメラです。
- メリット・・・メガネを掛けると操作スイッチが全く見えないので初心者でも安心して使える
- デメリット・・・メガネを掛けたままではスイッチが押せないので、録画する場合メガネを外す必要がある。
メガネ型カメラの注意点
メガネ型カメラを使うときに注意したい点は、メガネ型カメラにカメラレンズが仕込まれていることがバレたら困るという場面で使うとき。隠しカメラを必要とする多くの方は悩みや不安を抱え、その状況や証拠の撮影に使う場合が多い。
そのようなことを考えるとメガネにカメラが隠されていることが分ってしまえば状況がさらに悪化することも考えられます。
そうならないために、メガネ型カメラを使う場合、人前(目の前)にいる相手に使うことはおすすめできません。なぜなら“バレる”リスクが高いからです。
一般的なメガネと比較すると太めのテンプルに違和感を感じる人もいるかもしれません。
他のどのような隠しカメラやスパイカメラもそうですが、いくら精巧にカモフラージュされていても使う側にしてみればバレ」ないかな?という不安はつきものです。
そんな不安が現実とならないために、メガネ型カメラを使う場合、目の前(近い)の人の撮影などは控えた方がいいでしょう。そのような場面では他の小型カメラを選びましょう。
まとめ
メガネ型カメラはこの数年でフレーム、レンズと隠匿性アップが図られ、性能面でも進化しています。ユーザーが使いやすい、またバレにくいメガネ型カメラになってきたと言えます。
しかしやはり一般的なメガネと比べると違和感は少なからずあります。
メガネ型カメラを使う場合、使う用途、場面に注意して利用しましょう。性能や特性を理解して使うなら、アングル確認も必要なく見たままの場面が動画として保存できるメガネ型カメラはどのカメラよりも優秀です。
要は使うあなた次第と言うこことですね。