アクションカメラはGoProというネーミングが定着しています。誰もが知るGoProは世界で認知されたタフなカメラです。
そんなアクションカメラ市場も近年では変化しつつあります。
使うシーンによってはGoProよりもおすすめできる機能を搭載したアクションカメラが登場。
最新のGoPro HERO12の代替として選ぶなら
・DJI Action4
・Insta360 Ace Pro
この2機種。
画質、ブレ補正、夜間撮影などそれぞれのカメラの特徴やメリットを紹介していきます。
GoProよりも高性能なアクションカメラ比較
GoProはやっぱりすごい?他のアクションカメラに大きな影響力を持つGoPro。
最新のHERO12 Blackのデザイン、性能と比較していきます。
デザイン比較
GoProの歴史を遡るとGoPro HERO5~HERO8までが小型で背面ディスプレイと前面にモノクロの液晶表示(ステータスのみ)を搭載していました。
GoPro HERO9~最新のHERO12までデュアルカラー液晶を搭載。
そんなGoProはブレることなく歴代から基本のデザイン継承してきました。このGoProデザインはアクションカメラの完成形ともいうべきデザインです。
なぜならここ数年でアクションカメラで有名になってきた
・DJI
・Insta360
どちらのメーカーもGoProと同じようなデザインでアクションカメラを市場に投入してきたことが物語っています。
DJIはAction2(2世代目)で独自のデザインを採用しましたが次世代Action3、Action4はGoProを意識したデザインを取り入れています。

画像はDJI Action4。
レンズが丸型以外はGoProとほとんど同じようなデザインです。
Insta360が投入した同社初となる広角レンズのみのアクションカメラもGoProを意識したと思われるデザインで登場。
このように筐体デザインをチェックするとGoProの影響力は絶大だと再認識させられます。さずがは世界のGoProです。
3メーカー共に基本デザインは同じですね。
性能比較
GoPro HERO12
GoPro HERO12は12世代の歴史を持つ完成度の高いアクションカメラ。
DJI Action4
DJI Action4は4世代目となり、年々性能面を向上させ今ではファンを多く持つアクションカメラ。
Insta360 Ace Pro
Isnta360 Ace Proは360度カメラをメインで発売してきたメーカーが広角レンズのみ搭載しGoPro12とAction4に真っ向勝負してきたアクションカメラ。
GoPro HERO12の性能と他2メーカーの性能の違いを比較表で確認していきます。
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動画最大解像度 | 5.3K / 60FPS | 4K / 120FPS | 8K / 24FPS |
センサー | 1/1.9 | 1/1.3 | 1/1.3 |
bit深度 | 10bit | 10bit | 8bit |
HDRビデオ | 〇 5.3K / 30FPS 4K / 60FPS | 〇 標準でHDR、個別設定なし | 〇 4K / 30FPS以下で自動 |
レンズ | 交換できる | 交換できる | 交換できない |
ズーム動画 | デジタルズーム 最大2倍 ズーム時画質劣化 | デジタルズーム 最大2倍 ズーム時画質劣化 | クラリティーズーム 最大2倍 ズーム画質劣化なし |
フロント画面 | 1.4インチ | 1.4インチタッチ | 1.4インチ 情報表示のみ |
リア画面 | 2.27インチタッチ | 2.25インチタッチ | 2.4インチタッチ フリップ式 |
防水 | 10m | 18m | 10m |
最大動作 | 120分 | 160分 | 100分 |
サイズ | 71.8 x 50.8 x 33.6 mm | 70.5 × 44.2 × 32.8 mm | 71.9 x 52.15 x 38.5 mm |
重量 | 154g | 145g | 179.8g |
GoProよりもここがおすすめ
GoPro HERO12は水深10mの防水やぶつけても少々では壊れない頑丈でタフなカメラです。
性能面でInsta360 Ace ProやDJI Action4はGoPro12と同等あるいはそれ以上、それぞれの強みやアピールポイントとなる機能を搭載しています。
王者GoPro HERO12を超える性能をピックアップして紹介していきます。
Insta360 Ace Pro
Insta360 Ace Proはフリップ式2.4インチモニターを搭載し、自撮りやVLOG撮影を得意とするアクションカメラです。
モニターを持ち上げれば大画面でアングルを確認して自撮りも簡単。
GoPro HERO12と比較してみましたが自撮りやVLOG撮影をするならAce Proの方が断然有利です。
自撮り棒を使う撮影では、モニターの角度を調整すれば超ローアングルの撮影も2.4インチ大型ディスプレイでアングル確認をしながら撮影ができるので撮りそこないがありません。
GoProよりおすすめできるポイントです。
磁気式マウントを採用するAce Proは脱着の利便性を向上、マウントのしゃすやを最大限にしたモデル。
取り付けはワンタッチ。
マグネット式マウントはGoProのフォールディングフィンガーと同じ形状を採用しているので、GoProのアクセサリーが使えるのもポイント。
GoPro HERO12は低照度下、夜間撮影性能の弱さがデメリットです。
アクションカメラはというカテゴリーで考えると昼間のスポーツシーンやバイク走行、バイク、スキーやマリンスポーツでカメラをマウントして撮影。
このような点で考えると夜間撮影性能は必要ない、そこまで求めない。そういったユーザーも多いと思います。
一方でどうせなら夜間が綺麗に撮影ができる方がいいよ。というユーザーもいます。そこで昼夜問わず綺麗に高画質で撮影できるのがAce Proです。
Insta360 Ace Proは低照度下での夜間撮影において最強でGoProの代替としておすすめです。
DJI Action4
DJI Action4は3メーカーの中でもっとも小型サイズ&軽量で持ち運び性やヘルメットなどへのマウント時にも負担の少ないアクションカメラです。
磁気マウントはDJIが先駆けでAction2より採用された着脱性に特化した装備です。Action3、Action4と進化しつつ搭載されています。
3メーカーの中でもっとも安定した性能を誇るアクションカメラ。
DJI Action4は潜水ケースなしで驚異の水深18mまで対応するアクションカメラ、ダントツの防水性能です。
1世代前のAction3でも16m。
筐体の頑丈さ、防水機能、アクションカメラとしての性能はNo.1です。
DJI Action4は筐体サイズ(小型)、重量(軽い)、画質(高画質)、夜間撮影性能とトータルバランスに優れているので安定性を求める人にGoProの代替としておすすめです。
GoPro(ゴープロ) よりおすすめのアクションカメラ代替のまとめ
GoProは今でも優れたアクションカメラですが、GoPro一強という時代は終わり後発で発売されたDJIとInsta360が追従。
特にDJI Actionシリーズの性能が素晴らしいと注目されています。
Insta360 Ace Proは知名度は低いもののGoProとDJI Actionとは違った強みを持つアクションカメラです。
GoPro HERO12
アクションカメラというカテゴリーで活躍するカメラは昼間のアクションシーンだけブレずに高画質で撮影ができればいいよ。
マウントもしっかりとネジで固定して外れないのがアクションカメラだ。そんな人にはGoProがおすすめです。
レンズが交換できるGoPro HERO12は、アクセサリーとして販売されるレンズモジュラー2.0では超広角撮影も楽しめる。
夜間撮影を除けば完成度の高いアクションカメラ。

Insta360 Ace Pro
大きなモニターで自撮りやVLOG撮影をしたい。
アクションカメラでも夜間撮影がしたい。5nmのAIチップと1/1.3インチセンサー搭載、PureVideoモードをONにすると低照度下でも明るくノイズの少ない撮影ができる。
別売りのクイックリリースマウントを使えば脱着がさらに簡単になる他、ワン操作のロック機構でより安全にマウントができます。
しっかりロックができて着脱も簡単がいい。
そんな人にはAce Proがおすすめです。

DJI Action4
サイズが大きくて重いアクションカメラはちょっと・・・。マウントして撮影するカメラは小型で軽い方がいい。
145gと最も軽量。
バイクではヘルメットにマウントしても負担は最小限、あらゆるシーンでマウント時のメリットを持つアクションカメラ。
昼夜問わず綺麗に撮影が楽しめるカメラがいいと言う人にDJI Action4はおすすめ。

アクションカメラも使う用途で選ぶのがおすすめです。
いやーやっぱりGoProの影響力はスゴイね。