アクションカム、ウエラブルカメラと言えばGoPro。こう思っても間違いがないほどGoPoのネーミングが定着している。この手のカメラをよく知らないビギナーの方でもそのネーミングを聞けばだいたいどのようなカメラか知っている人が多いのがGoProのすごいところ。
購入しようと思っていろいろとGoProについて検索したけど情報量が多すぎてよく分らない、そんなあなたにこのページでは現在販売されている機種、最新のGopro HERO9 Blackの発売で購入しやすい価格になったHERO8 BlackとHERO7 Blackの2点を比較。そして最新NEWモデルを待っていた方にGopro HERO9 Blackと360度カメラのGoPro MAXを比較していきます。

目次
GoPro(ゴープロ)とは・・・アクションカメラ
GoProってよく聞くけど実際使ったことがなくてもインスタなんかでGoProで撮影した動画をよく見ることがあるのではないでしょうか。
アクションカメラ=GoProと思っているビギナーの方もいると思います。それだけこのGoProのネーミングはアクションカメラ業界で浸透していると言えます。人気のある証拠ですね。
アクションカメラは、ウエラブルカメラと呼ばれることもあります。陸上では激しいスポーツ、自転車ではマウンテンバイク、ロードバイク、さらにオートバイでもヘルメットやハンドルに付けて撮影する人もいます。オートバイの大きな振動でもビクともしない頑丈さも人気の1つです。

頑丈さも人気ですが、防水性が水深10mまで耐えられるのも魅力です。陸上だけでなく、川でも海でも大活躍。GoProH EROシリーズの最新機種は2020年9月に発売されたHERO9 Black。臨場感あふれる 360 度映像が撮影ができるGopro MAXは2019年10月発売。
- HERO9 Black
- HERO8 Black
- HERO7 Black
- GoPro MAX
HERO7 シリーズは2018年9月20日に3つのモデルが発売されました。価格は発売当時
- HERO7 Bluck 49,500円(税抜き) 最上位
- HERO7 Silver 38,500円(税抜き) 中位
- HERO7 White 29,500円(税抜き) 兼価版
HERO7 BluckとSilverが4K動画に対し、兼価版のWhiteではFull HD動画。このように機能に応じた価格差があります。
過去モデルでは以下。
- HERO7 silver
- HERO7 WHITE
- Fusion
- HERO6 Black
- HERO5 Black
- HERO5 Session
- HERO
GoPro HERO7 Black VS HERO8 Blackの性能&画質比較表
公式サイトで取り扱われているHERO7 BlackとHERO8 Blackの違いを比較。価格、動画サイズ、静止画、防水性能などの違いが一目で分る比較表。
最新機種HERO9 Blackが発売されたことで価格が安くなり今が買いのこの2機種。
HERO7 BlackもHERO8 Blackも発売当初と比較するとずいぶん安くなってきました。HERO9 Blackの2020年9月の発売でさらに購入しやすい価格帯になりGoProが気になっていたユーザーには嬉しい。





HyperSmoothとHyperSmooth2.0の違い
GoPro HEROシリーズ。細かなスペックを見ると他にも違いがあります。大きな点ではあまり違いを感じられませんがHERO7で搭載されたHyperSmooth(ハイパースムーズ)がHERO8では、HyperSmooth2.0(ハイパースムーズ2.0)にバージョンアップされた。
強力な手ブレ補正HyperSmoothをひっさげ2018年に登場したHERO7は当時衝撃的であった。
この機能を開発したチームが目指したのがブレた映像の撲滅、そしてこのHyperSmoothが登場した。HyperSmoothは動きをリアル タイムで予測し分析し、最適な幅の安定化マージンを決定。それにより被写体を捉え続けたまま不必要なブレを排除できる仕組み。ジンバル並みの安定化機能がGoProが開発した手ブレ補正。HERO7 Blackが撮る人の動きを予測してブレを補正、それをさらに進化させたのがHERO8 BlackのHyperSmooth2.0。
- ブースト→最大の手ブレ補正
- 高→HyperSmooth2.0
- オン→HERO7のHyperSmooth
- オフ
HERO8はブースト・高・オンの3つのレベルの安定化機能を搭載。どんな撮影にも最適に対応が、要はどのフレームレートでもHyperSmoothがオンにできる。
TimeWarpとTimeWarp2.0の違い
GoPro 7と8の違いにもう1つ進化した点がある。HERO7ではTimeWarpであったが、HERO8ではTimeWarp2.0にバージョンアップされた。
TimeWarp2.0ではずっと動いていてもタイムプラスビデオが撮影できます。面白い場面では速度を落とし、またタップして早い速度に戻すこともできる。
- 速度を自動選択ができる。
- TimeWarpの撮影中にボタンをタップすると等倍速で撮影できる。
- Protuneを選べるようになった。
TimeWarpにはなかった「自動」が選べるのは便利。2倍速から30倍速まで選ぶことができたTimeWarp、ビギナーの方では何倍速を選べばいいのか迷うことが多いのがこの機能の欠点でもあった。しかしHERO8のTimeWarp2.0では「自動」を選んでおけば撮影している動き、撮影シーンに基づいてGoProが自動的に速度を調整してくれ最高の動画撮影が簡単にできるようになった。
いまいちよく分らない人は「自動」を選択しておくと間違いがない。
YouTube動画はHERO7ではTimeWarp。
タイムワープとはそもそも何?簡単に説明すると現実で撮った映像よりも何倍も速い速度で動画を回すことが出来る機能。タイムワープを使えば時間の動きを表現したり、時間旅行をしているようなシーンも再現できる。
タイムをワープしているかのような世界を見せてくれるTimeWarpの撮影で注意しなければならないのが手ブレ。動画は手ブレがひどいととても見ずらいものになってしまします。20分で撮影した動画を5分に短縮した場合、手ブレがあるとより見ずらいものになってしまいます。
しかしGoPro HERO8はHyperSmooth2.0の最強の手ブレ補正とバージョンアップされたTimeWarp2.0でより完成度の高いGoProへと進化しました。
GoPro (ゴープロ)HEROシリーズならこんな動画が撮れる
こんなシーン撮影してみたいですね。こんなに激しいシーンでなくてもGoProは楽しめます。川や山でも海でも、オンロードでも何でもOK。安いアクションカメラを購入して後悔するよりも、絶大な人気を誇る信頼のGoProがおすすめです。
GoPro HERO7とHERO8どっちがおすすめ
ここまでGoPro 7と8を徹底比較してきましたが、新型のHERO8は性能は進化している。当然と言えば当然だが、見た目のデザインやサイズを見てもそれほど大差ない。サイズで言えば逆にHERO8の方が若干大きくなった。後継機なら小型化になれば尚良かったと個人的には感じるが、さほど気にするほどのサイズの変化はない。
折り畳み式フィンガーがいい
ここでHERO7になくHERO8にある便利なものを1つ紹介しよう。ケースを付けなくてもGoProをマウントなどに装備ができる折りたたみ式のフィンガーが本体の底部に付いている。必要な時にぱっと出せる便利な装備。
マウンテンバイクなどにGoProを装備するならすばやく取り付け取り外しができるHERO8がおすすめ。HERO7は残念ながら本体には付いていないので別にケースを付ける必要がある。
アクションカメラ初心者なら
手ブレ補正やタイムワープも進化はしているが、動画そのものの画質、解像度やフレームレートの変化はなく、また防水性能も同じで目新しい機能はない。
価格差が約1万円あることを考えると新しい(新型)にこだわらない方、アクションカメラ初心者ならGoPro HERO7。とにかく新しいものが好きと言う方はGoPro HERO8がおすすめです。(2020年9月にHERO9が発売、新しい者好きならHERO9がおすすめ)
今回比較して個人的に思ったのはHEROシリーズとは違うGoProのMAXも気になっている。MAXは360度の撮影+HIROモードでHERO7や8と同様の写真、動画撮影ができる。ここからはそんなMAXのスペックを見ていきたいと思います。
そして2020年9月に発売された最新のHERO9 BlackとMAXを比較してみたいと思う。
GoPro MAX VS HERO9 Blackの性能&画質比較表
GoProのMAXはHEROシリーズとは別物。液晶モニターを搭載した360度カメラ。このアクションカメラは今まで撮れなかった360度の撮影ができるのでとにかくおもしろい。最高のアクションカメラですね。インスタ映え間違いなしの映像が撮れます。
2020年9月16日にGoPro HERO9 BLACKが登場。最新機種の登場で、HERO7とHERO8の価格が安くなりどれが買いか悩むところ。新登場のHERO9とMAXの性能を比較していこう。

GoPro MAXを使えばこんな映像が撮れる
どうですか、この映像。GoPro MAXだから撮れる360度の迫力あるダイナミックない映像。撮影後に編集をすれば視点の変更も画角を変更することもできます。
編集ってビギナーには難しそうに感じますが、専用のアプリを使うことでスマホでも編集で簡単です。360度カメラのGoPro Maxについてはこちらで詳しく紹介比較しています。
GoPro MAXのいい所は360度の撮影が撮れるだけでなく、HEROモードでは通常のビデオ撮影もできる。解像度とフレームレートはHEROシリーズと比較すると若干劣るものの必要にして十分な画質1440p/60FPS、1080p/60FPS。
HERO8 VS HERO9 Blackの比較!性能&画質ここが違う

HERO8とHERO9のスペックについては先の比較表で紹介しましたが、改めてこの新旧2機種を比較していきます。HERO8 Blackの発売からちょうど約11か月、ガジェット好きならこの日を待っていた方も多いと思う。
遂に発売されたHERO9 BLACKは歴代のGoProにはなかったMoreスクリーンを搭載。HERO8 Blackでは前面のモニターはモノクロであったがHERO9 Blackではカラー液晶となりよりグレードアップが図られた。今回の目玉ともいうべきデュアルLCD、前面モニターと後面大型モニターデュアルLCDになり自撮りが可能となった。
HERO8のビデオが4Kだった解像度からHERO9では5Kへ進化。より高解像度、高画質化されたが実際に撮った動画ではそれほど違いは感じられない。しかし夜の街灯下での街並みの撮影では黒がハッキリと表現されるようになり、画質も鮮明なビデオが撮れるようになっている。
静止画もHERO8の1200万画素(1.2MP)から2000万画素(2.0MP)と大幅に画質がアップした。
HERO9はレンズが取り外し可能で、Black MAXレンズモジュラーと交換すると撮影画角は、視野角155 度の超広角 FOVで撮影範囲と被写界深度を大きく拡大。さらに多彩なモジュラーでメディア、ライト、ディスプレイモジュラーでフル装備にもなる。
手ブレ補正もHERO8と比較するとHyperSmooth 2.0(ハイパースムーズ)からHERO9ではHyperSmooth 3.0へ進化、カメラ内ホライゾンレベリングが可能、GoProの手ブレ補正がより強力なものとなった。HyperSmooth 2.0よりも一段階上の手ブレ補正と言える。タイムワープビデオもTimeWorp 2.0から3.0バージョンアップされている。より高性能化されたMoreスピードを楽しもう。
ユーザーはより長く撮影できるカメラを求めている。その期待に応えるべくHERO8と比較した場合、バッテリー駆動時間30%を実現したHERO9。ただしバッテリーサイズが大きくなったのが残念だが、より完成度が高くなったGoProは魅力が満載のガジェット。
ただ一つ気になったのがHERO7→HERO8→HERO9と新型になるたびにサイズが少しずつ大きくなっている。出来れば新型になるほど小型化してほしかったと筆者は感じた。
この記事のまとめ
GoPro(ゴープロ)はHEROシリーズとMAXがありますが、毎年秋ごろに新商品が発売されるようです。当然新しい機種は性能や画質がよくなったり旧モデルよりも魅力的になるのは間違いない。
今回はGoPro 7と8を比較、Gpro MAXと9しました。HERO7では3シリーズあった最上位・中位・兼価版とあったものがHERO8では最上位の位置付のBlackのみとなった。最上位が売れ筋であったと勝手な憶測を持ってしますが、要は自分がこの価格を出して満足できる商品を手にすることができればいいのだ。
当然、新機種の方が価格は高い。HERO7と8で言えば約1万円ほどの価格差で、HERO8と9でも約1万円の価格差、機能面での違いは記述した通りである。あなたが必要とする機能と価格を天秤にかけ旧タイプなのか新製品なのかを悩みつつ選ぶときが楽しい時でもある。
新製品が発売されると前モデルの価格が安くなる。HERO9 Blackが発売された今、GoProを少しでも安く購入したい方はHERO7 BlackとHERO8 Blackがおすすめ。
しかし新しいもの好きの方は迷わず最新商品を購入しましょう。私的には360度カメラのGoPro MAXもかなり魅力的である。また今回発売されたHERO9は今までにない機能や前後カラースクリーンのLCD搭載、アクセサリーのモジュラーなど魅力がある。
いろいろ比較して最も自分に合った1台を選ぼう。