SDカードのおすすめ【2020版】と初心者向け簡単な選び方

SDカードはデジカメ、一眼レフカメラ、ゲーム機、スマホなど使用する機器やガジェットによって必要となるSDカードの規格やスピードクラスなどが違う。家電量販店やネット販売でワゴンセールの格安品から高額なSDカードまでいろいろなメーカーのものや種類が販売されています。あまりにも種類が多くてどれがいいのか迷ってませんか?価格だけ見て安いものを選んだり、容量(GB)さえ大きければいいと適当に選んだりしていませんか。

SDカードもmicroSDカードもカメラの性能や解像度等に合ったものを選ぶことが重要。ノーブランド品や適合していないものを購入すると機器に入れても認識しない、データが保存できない、データが破損する、使えない等の不具合問題が起きる場合があります。SDカード、マイクロSDカードを購入する前に知っておきたい、初心者でもわかる簡単な選び方とSDカードのおすすめを紹介していきます。

 

SDカードの選び方

SDカードは同じGB(容量)でも安いものなら数百円から、高額なものは1万円以上するものまであります。販売するメーカーも聞いたことのないメーカー製もあれば、SDカードならこれと言われるほど絶大な信頼のメーカーのものまで多種多様。たいしたデータでなければ無名のSDカードでも使えれば問題ありませんが、消えたら困る大切な写真やビデオ、ゲームのデータ等を保存する場合、無名品はおすすめできません。

SDカードは裏側にゴールド色をしたピン(端子)があります、無名のものは材質も悪く機器に入れても認識しなかったり、データが破損したり、SDカードそのものが破損することもあります。

無くなったら困るデータを保存するなら後悔しないために信頼のおけるメーカーのSDカードを購入しよう。

SDカードの基礎知識
  • SDカードとmicroSDカードの違い
  • SDカードの規格とは
  • SDカードのラベル表記について
  • SDカードスピードクラスとは
  • UHS-Ⅰ、UHS-Ⅱの違い

上記の5つはSDカードを選ぶ時に確認したいポイントです。それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

SDカードとmicroSDカードの違い

SDカードとmicroSDカードの基本性能は同じですが、サイズが違います。SDカードはパソコンやテレビ、ビデオカメラ、一眼レフ、ミラーレスなど比較的サイズが大きい機器に使われています。

microSDカードはサイズが小さな機器、小型カメラ、ドローン、スマホ、iPhone、GoPro、Nintendo Switchなどに使われています。

microSDカードはSD変換アダプターにマイクロSDカードを入れることでSDカードとしても使うことができます。一台二役的な使い方が可能。

変換アダプターが付属しているものと付属していないものがあるのでよく確認して必要な方を購入しよう。当然だけど同じmicroSDカードでも変換アダプターが付属している方が価格は若干高い。

スパイ博士
使う機器がmicroSDカード対応でもPCに画像を取り込んだり編集をする場合は変換アダプターが必要になるよ

 

SDカードの規格表

まず最初に知っておきたいのはSDカードの規格です。これはmicroSDカードも同じ。購入した機器のスペックにSDXC〇〇GB対応等の表記があるのを見たことがあると思います。以下のSDカードの規格表で確認してみよう。

SDカード規格 SDカードの容量
SDXC 64GB~2TB
SDHC 4GB~32GB
SD ~2GB

このようにSDカードもmicroSDカードも3つの規格があり、それぞれに対応している容量に違いがあります。もともとはSDカード、最大2GBの規格だったものが、年々機器の高性能&高画質化が進み、SDカードでは対応しきれなくなったために、SDHCカード規格、SDXCカード規格と進化してきました。特に高解像度の動画は大容量が必要となります。

ここで注意しなければいけないのが使用する機器によってはSDHC32GB対応と記載されたものにはそれ以上のSDXCカードは使えないことがあるので注意しよう。

スパイ博士
任天堂のスイッチは上記の全ての規格のmicroSDカードが使える。他のカメラなどの機器に使う場合もどの規格が対応しているか機器のスペック表確認してから購入しよう

 

SDカードのラベル表記の意味を知ろう

SDカードの表面のラベルには規格やスピードクラス、転送速度、記録できる容量などが記載されています。これはどのメーカーでも共通なので必要な情報を確認して使用する機器に合ったものを選びましょう。

番号 記載内容 SDカード
最大転送速度 書き込み、読み出しの転送速度
規格 SD/SDHC/SDXC
記録容量 保存容量
2GB/4GB/8GB/16GB/32GB/
64GB/128GB/256GB/512GB
ビデオスピードクラス 最低転送速度を保証する規格
(高画質4K8K向けの規格)
V6/V10/V30/V60/V90
UHSスピードクラス 最低転送速度を保証する規格
U1:10MB/秒/U3:30MB/秒
UHS-Ⅰ/UHS-Ⅱ 転送規格
UHS-Ⅰ:最大104MB/秒
UHS-Ⅱ:最大312MB/秒
アプリケーション
パフォーマンスクラス
スマホ(Android)iPhone(ios)
等のアプリの実行データ保存に
関係する規格。
A1よりA2が2倍高性能
スピードクラス 最低転送速度を保証する規格class2/4/6/10

SDカードのメーカーや種類によってラベルに記載されている事項が違います。特にサイズが小さいmaicroSDカードは最も必要なものがラベルに表記されています。

ラベルには必要最小限のものが記載されていますが、パッケージには全ての内容が記載されています。

 

SDカードスピードクラス一覧表

こちらの一覧表ではスピードクラスと対応ビデオフォーマットが確認できます。高画質化が進み、それに対応したハイクラス規格のSDカードが4K、8Kビデオに対応したSDXCカードです。

スピ
ード
クラス
UHS
スピ
ード
クラス
ビデオ
スピ
ード
クラス
対応
ビデオ
フォー
マット
SD
カード
microSD
カード
90MB/sec V90 8K
60MB/sec V60 8K/
4K
30MB/sec U3 V30 4K/
FHD
/HD
10MB/sec
class10
U1 V10 4K/
FHD
/HD
/SD
6MB/sec
class6
V6 FHD
/HD
/SD
4MB/sec
class4
SD
2MB/sec
class2
SD

上記スピードクラス一覧表でも分るように4Kビデオが撮れるカメラならclass10、U1、V10以上が必要となる。購入したカメラの対応SDカードを確認すると推奨microSDカード規格が記載されているので、推奨以上のものを選ぼう。

 

UHS-ⅠとUHS-Ⅱの違い

SDカードの裏面にはピンがあります。UHS-Ⅰは9ピン、UHS-Ⅱは17ピン。性能の違いは書き込み速度、読み出し速度がUHS-Ⅱが圧倒的に高速です。

書き込み速度はカメラの撮影時、読み出し速度は画像の編集やバックアップ時に影響する速度です。どちらも高速の方がメリットがあり、読み出し速度は画像の転送時にその早い遅いが実感できます。

UHS-Ⅱを使うことで読み書き速度が速くなるメリットは大きい。これから各メーカーからUHS-Ⅱに対応した機器が増えていくでしょう。

インターフェイス UHS-Ⅰ UHS-Ⅱ
ビデオスピードクラス V10/V30 V60/V90
読み出し速度 40MB/s~90MB/s 300MB/s
書き込み速度 20MB/s~90MB/s 100MB/s~250MB/s

UHS-Ⅱ17ピンのSDカードは、対応していない機器でも使えるように互換性があります。UHS-ⅡSDカードを非対応の機器で使った場合の利点としてはPCへの画像や動画を取り込む際にデータの転送速度が速いというメリットがあります。

転送時間がかかりすぎてイライラするという方におすすめです。

UHS-Ⅱに対応していない機器側でのメリットはそのカメラの仕様で決まってしまうので、UHS-Ⅱを使っても利点はないと言えますが、転送速度だけでも早くなるメリットは十分にあります。

 

SDカードのおすすめ10選

SDカードは無名メーカー品も含め国産、海外とたくさんのメーカーから販売されています。その中でも信頼のあるメーカー5社が販売するSDカードとmicroSDカードを紹介していきます。大切なデータを保存するなら信頼のメーカー製を選ぼう。

信頼のメーカー製のSDカード
  • SanDisk サンディスク
  • Transcend トラセンド
  • SONY ソニー
  • TOSHIBA 東芝
  • Panasonic パナソニック

この5社はどこも社名だけでなく製品への信頼度も高いメーカー。こちらのSDカードならどれを購入しても安心と言えます。

価格で言えば同じメーカーのSDカードでも国内正規品は価格が高く、海外リテール品は価格が安いのでネット通販での売れ筋はダントツで海外リテール品です。その分海外版は国内正規品のような保証がないので、安さを取るか、安心を取るかで選ぶといいかもしれません。

各メーカーのSDカードを詳しく紹介していきます。

 

SunDisk(サンディスク)

サンディスクはどこの家電量販店、通販サイトでも販売されているSDカードでは最も信頼があるメーカーです。SDカード選びで迷ったらSanDiskを購入しておけば間違いがないと言うほど絶大な信頼を得ています。実績があるからこその評価です。

信頼のあるサンディスクですが、価格も他のメーカーより高いということもなく(価格+性能のバランスがいい)、SDカードのことがよく分らないという方はサンディスクがおすすめです。人気度でもNo.1のSanDisk。

SanDiskは海外版パッケージが通販でも多く販売されています。メリットは海外版は国内正規品よりも格が断然安い。しかし偽物もあるようなので、不安な方は国内正規品を購入した方ががいい。海外版パッケージは信頼のあるショップで購入しよう。

SanDiskおすすめSDカード/microSDカード

【サンディスク 海外パッケージ品】

 

Transcend(トラセンド)

トラセンドも家電量販店、通販でよく見かけるメーカーで人気です。人気度ではサンディスクよりも若干劣るものの、信頼のあるメーカーです。

価格面では購入しやすい価格設定で、通常価格帯が高くなる高性能、大容量のSDカードを購入する場合におすすめです。

安い+品質で選ぶならトラセンド。

TranscendおすすめSDカード/microSDカード

 

SONY(ソニー)

誰もが知る国産メーカー、ソニーのネーミングだけで安心感がある。パソコン、デジタル一眼カメラ、ハンディカム、1型センサーを搭載したRXOなど多彩な高性能カメラを販売してるメーカーです。また最近発表されたプレステーション5が話題となっています。他にもAIBOが有名ですね。

販売するカメラ機器に対応した様々な規格のSDカードを販売。高性能SDカードから低コストのSDカードまで取り揃えていますが価格は高めです。信頼のSONY製なので同社の機器に合わせて同メーカーで揃えて使うのもおすすめです。

SONYおすすめSDカード/microSDカード

 

TOSHIBA(東芝)

東芝は安心の国内メーカー、日本製なら安心という方も多いと思います。国産では購入しやすい低価格帯で販売されています。日本メーカーでSDカードを探していてどれがいいの?と迷っている方におすすめです。

購入しやすい価格+国内メーカーの安心度で選ぶ方向け。

TOSHIBAおすすめSDカード/microSDカード

【R:100MB/s SDアダプター付 海外リテール THN-M203K1280】

 

Panasonic(パナソニック)

パナソニックも安心の国産SDカード。パナソニックと言えばカメラ部門ではLUMIXシリーズのミラーレス一眼カメラや、コンパクトデジタルカメラ、ビデオカメラにも力を入れておりどれも人気があります。

販売している高性能機器に対応した、高速転送の高性能SDカードもあります。品質、性能共に申し分のないパナソニックのSDカードは高級な価格帯で販売されています。

PanasonicおすすめSDカード

 

機器別SDカードのおすすめ

SDカードは使用する機器推奨のスピードクラスや規格、容量などを選ぶ必要があります。SDカードを自分で検索して選ぶのが面倒な方向けに、ここでは機器別のおすすめを紹介していきます。

この機種ならこれを選べば間違いのないおすすめの紹介。

SDカードおすすめ switch

発売から大人気のニンテンドースイッチ。switchの本体は品薄状態でいつも抽選状態でなかなか手に入らないほどの人気商品。ハードだけでなくソフトも人気のあるものは抽選販売でいつも話題のスイッチ。

そんなニンテンドースイッチのSDカードは「microSDカード」が使われています。switchに使うmicroSDカードは選び方でも紹介したUHS規格のUHS-Ⅰ(最大104MB/秒)とUHS-Ⅱ(最大312MB/秒)のうち、任天堂ではUHS-Ⅰ:最大104MB/秒に対応するmicroSDカードがニンテンドースイッチ用として推奨されています。

データのロード時間に影響する読み込み速度に関しては、60〜95MB/sのSDカードを任天堂では推奨。

ニンテンドースイッチに使うmicroSDカードの規格(容量)ではSDXCを購入しておけば間違いがありません。容量は大きいにこしたことはありませんが、大容量になるほど高額となるのでゲームソフトはパッケージ版をメインで購入している方なら32GBで十分です。

ダウンロード版をメインに購入している方は最低でも64GB、おすすめは128GB、256GBです。人気のあつまれどうぶつの森のダウンロード版のデータ容量は6.2BG。モンスターハンターライズが8.7GB。

データ量の多いソフトをダウンロードする場合、64GBでは10本も入らないので、microSDカードを何枚も購入したくない方は128GB以上がおすすめです。何枚も購入するよりは大容量の方がコスパはいい。

以下に紹介するmicroSDカードは任天堂が推奨するUHS-Ⅰ(最大104MB/秒)に対応。読み込み速度60〜95MB/sを推奨を大幅にクリア。最大読取り速度 160MB秒 、最大書込み速度 90MB秒となっている。

【Nintendoの正式ライセンス 海外パッケージ品】
【Nintendoの正式ライセンス 海外パッケージ品】

 

SDカードおすすめ 一眼レフ

一眼レフ、ミラーレスカメラで使うのはSDカードです。microSDカードでも変換アダプターを使えば利用できますが、SDカードの方をおすすめします。

一眼レフ、ミラーレスカメラで注意したいのは保存容量とスピードクラスです。まず容量ですが、写真をたくさん撮る、たくさんSDカードに保存しておきたいという方には当然大容量のSDカードが必要となります。SDHCの16GBならRAWモードで約340枚、64GBでその倍ということになります。

写真だけなら十分となりますが、ここで注意したいのが一眼レフやミラーレスカメラで動画もよく撮る方は、容量に注意したい。特に高解像度の2K、4K動画を撮るならSDXCの128GB、256GBがおすすめです。

スピードクラスでは一眼レフ、ミラーレスカメラの場合、データの書き込みが重要となります。一眼レフのような高性能カメラで低スピードクラスのSDカードを使うと連写が止まることがあり、スムーズな連写ができない残念な結果となります。それだけスピードクラスは重要となります。また2K、4Kの高解像度の動画を記録する場合でも低スピードクラスのSDカードを使うとカクカクした動きの悪い動画が記録されています。

スピ
ード
クラス
UHS
スピ
ード
クラス
ビデオ
スピ
ード
クラス
対応
ビデオ
フォー
マット
90MB/sec V90 8K
60MB/sec V60 8K/
4K
30MB/sec U3 V30 4K/
FHD
/HD
10MB/sec
class10
U1 V10 4K/
FHD
/HD
/SD
6MB/sec
class6
V6 FHD
/HD
/SD
4MB/sec
class4
SD
2MB/sec
class2
SD

スピードクラス一覧表で見るとよく分りますが、一眼レフ、ミターレスカメラに対応し、4K動画も撮る方にはUHSスピードクラスU3、ビデオスピードクラスV30以上がおすすめです。

【サンディスク 海外パッケージ品】

 

この記事のまとめ

カメラやSDカードが必要となる機器の高性能化が進み、4K、8Kの高解像度の画質に対応した高性能のSDカードが主流となっています。

価格も高額なSDカード、microSDカードがありますが、一時期のことを考えるとSDXCカードの64GB、128GB、256GBも購入しやすい価格になってきました。SDカードは全てではありませんがある程度、価格=性能と比例します。

無名メーカーでも最近では高性能の表示をラベルに記載したものもあります、信頼度は低くおすすめできませんが、保存したデータが破損してもいい程度で使う分には問題はありません。安く高性能なSDカードを購入したいなら信頼のあるメーカーの海外リテール品がおすすめ。

家電量販店で販売されているワゴンセールの激安SDカードを500円程度で購入するよりも、1,000円台で購入できる有名メーカーの海外リテール品の方が性能も安心感も満足度も格段に上です。激安品よりも「安い+性能がいいもの」を選ぶようにしよう。

あと忘れてはいけないのが、SDカードは購入する前に使用する機器のスペック表で対応のSDカードをよく確認して失敗しない後悔のないものを購入しよう。