SDカードは
・デジカメ
・一眼レフ
・ゲーム機
・スマホ
・ドローン
・ジンバルカメラ
など、使用する機器やガジェットによって必要となるSDカードの規格やスピードクラスなどが違います。
ネット販売や家電量販店で販売されるワゴンセールの格安品もあれば、大容量であれば1万以上するものまでいろいろなメーカーから販売されています。
あまりにも種類が多くどれを選べばいいのか悩む方も多いと思います。
ここではSDカードを購入する前に知っておきたい、初心者でもわかる簡単な選び方とガジェット別におすすめを紹介していきます。
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SDカードの選び方
SDカードはカメラで使う場合、そのカメラの性能や解像度に合ったものを使うことが重要となります。
ノーブランド品や規格が適合していないものを購入すると
・機器に入れても認識しない
・誤動作を起こす
・録画を開始してもすぐに停止する
・データが保存できない
・データが破損する
使えないなど不具合が起きる場合があるので注意したいですね。
さらに近年のアクションカメラやミラーレス一眼カメラ、カメラ付きドローンなどでは4K、5K、6Kの高解像度の動画を記録できる機器があります。
このような高画質のカメラには対応したSDカード(スピードクラスなど)を使わないと
・カクカクした動画が記録される
・カメラの連写ができない
などの問題が発生します。
後で解説している「SDカードスピードクラス一覧表」を確認してみて下さい。
価格だけ見て安いものを選んだり、容量(GB)が大きければいいと適当に選ぶ人。SDカードってよく分らないから容量だけ見て安いものを選んで買っていた。
どれも同じようなものと思っていたという方も 多いと思います。
僕も選び方を知るまでは安いものを適当に購入していました。
メーカーも聞いたことのないものもあれば、SDカードならこれと言われるほど絶大な信頼があるメーカーのものまでさまざまです。
SDカードは同じ容量でもメーカーにより価格差が大きい。
たいしたデータでなければ無名の安価なSDカードでも使えれば問題ありませんが、消えたら困る大切な写真やビデオ、ゲームのデータ等を保存するなら無名品はおすすめできません。
SDカードは裏側にゴールド色をしたピン(端子)があり、無名のものは材質も悪く
・機器に入れても認識しない
・データが破損
・SDカードそのものが壊れてしまう
こともあります。
お手頃価格で安心のメーカーならSanDisk、Transcend、SAMSUNGあたりがおすすめだよ。
無くなったら困るデータを保存するなら後悔しないために信頼のおけるメーカーのSDカードを購入しましょう。
- SDカードとmicroSDカードの違い
- SDカードの規格とは
- SDカードのラベル表記について
- SDカードスピードクラスとは
- UHS-Ⅰ、UHS-Ⅱの違い
- 高耐久SDカードの必要性
上記の6項目は、SDカードを選ぶ時に確認したいポイント。それぞれ詳しく見ていきましょう。
SDカードとmicroSDカードの違い
SDカードとmicroSDカードの基本性能は同じでサイズが違います。どちらも家電や、ガジェットに使いますが以下のような違いがあります。
SDカード
SDカードは
・パソコン
・テレビ
・ビデオカメラ
・一眼レフカメラ
・ミラーレス一眼
など比較的サイズが大きい機器に使われます。
micro SDカード
microSDカードは、サイズが小さな機器
・小型カメラ
・ジンバルカメラ
・カメラ付きドローン
・スマートフォン
・iPhone
・GoPro
・Nintendo Switch
・ドライブレコーダー
などのガジェット用です。
microSDカードはSD変換アダプターにマイクロSDカードを入れることでSDカードとしても使うことができます。
一台二役的な使い方が可能。
変換アダプターが付属しているものと付属していないものがあるのでよく確認して必要な方を購入しましょう。
当然だけど同じmicroSDカードでも変換アダプターが付属している方が価格は若干高くなります。
使う機器がmicroSDカード対応でもPCに画像を取り込んだり編集をする場合は変換アダプターが必要になるよ
SDカードの規格表
まず最初に知っておきたいのはSDカードの規格です。
これはmicroSDカードも同じ。
購入した機器のスペック表に
・SDXC最大512GB対応
・SDHC最大32GB対応
などの表記があるのを見たことがあると思います。以下のSDカードの規格表で確認してみましょう。
SDカード規格 | SDカードの容量 |
SDXC | 64GB~2TB |
SDHC | 4GB~32GB |
SD | ~2GB |
このようにSDカードもmicroSDカードも3つの規格があり、それぞれに対応している容量に違いがあります。
もともとはSDカードのみで最大2GBの規格だったものが、年々機器の高性能&高画質化が進み、SDカードでは対応しきれなくなったために
・SDHCカード規格
・SDXCカード規格
と進化。
より高解像度の動画は大容量のSDXCカードが必要となるので覚えておきましょう。
ここで注意しなければいけないのが使用する機器によってはSDHC最大32GB対応と記載されたものにはそれ以上のSDXCカードは使えないことがあるので注意しましょう。
任天堂のスイッチは上記の全ての規格のmicroSDカードが使えます。
他のガジェット、カメラなどに使う場合、どの規格に対応しているか機器のスペック表をしっかり確認してから購入しよう
SDカードのラベル表記の意味を知ろう
SDカードの表面ラベルには
・規格
・スピードクラス
・転送速度
・記録できる容量
などが記載されています。
これはどのメーカーでも共通なので必要な情報を確認して使用する機器に合ったものを選びましょう。
番号 | ① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ |
記録内容 | 最大転送速度 | 規格 | 記録容量 | ビデオ スピードクラス | UHS スピードクラス | UHS-Ⅰ/UHS-Ⅱ | アプリケーション パフォーマンスクラス | スピードクラス |
SDカード | 書き込み、読み出しの転送速度 | SD/SDHC/SDXC | 保存容量 2GB/4GB/8GB/16GB/32GB/ 64GB/128GB/256GB/512GB | 最低転送速度を保証する規格 (高画質4K8K向けの規格) V6/V10/V30/V60/V90 | 最低転送速度を保証する規格 U1:10MB/秒/U3:30MB/秒 | 転送規格 UHS-Ⅰ:最大104MB/秒 UHS-Ⅱ:最大312MB/秒 | スマホ(Android)iPhone(ios) 等のアプリの実行データ保存に 関係する規格。 A1よりA2が2倍高性能 | 最低転送速度を保証する規格class2/4/6/10 |
SDカードのメーカーや種類によってラベルに記載されている事項が違います。特にサイズが小さいmicroSDカードは最も必要なものがラベルに表記されています。
ラベルには必要最小限のものが記載されていますが、パッケージには全ての内容が記載されているので確認してみましょう。
SDカードスピードクラス一覧表
こちらの一覧表ではスピードクラスと対応ビデオフォーマットが確認できます。
高画質化が進み、それに対応したハイクラス規格のSDカードが4K、8Kビデオに対応したSDXCカードです。
スピードクラス | 90MB/sec | 60MB/sec | 30MB/sec | 10MB/sec class10 | 6MB/sec class6 | 4MB/sec class4 | 2MB/sec class2 |
UHS スピードクラス | U3 | U1 | |||||
ビデオ スピードクラス | V90 | V60 | V30 | V10 | V6 | ||
対応 ビデオフォーマット | 8K | 8K/ 4K | 4K/FHD /HD | 4K/FHD /HD/SD | FHD/HD /SD | SD | SD |
上記スピードクラス一覧表でも分るように4Kビデオが撮れるカメラならclass10、U1、V10以上が必要となります。
より安心して使いたいなら1つ上のU3、V30がおすすめです。
ガジェットのスペック表で対応SDカードを確認すると推奨microSDカード規格が記載されているので、推奨以上のものを選びましょう。
4Kの動画が撮れるジンバルカメラ「SNAP G」のメーカー推奨は
・SDXC (64GB~2TB)
・UHSスピードクラス3
5.3K動画が撮れる人気のGoPro HERO11なら必要となるスピードクラスは
・60MB/sec
・V60
以上がおすすめとなります。
このようにメーカーの推奨や動画の解像度に合ったSDカードを選ぶことが重要となります。
UHS-ⅠとUHS-Ⅱの違い
SDカードの裏面にはピンがあります。
・UHS-Ⅰは9ピン
・UHS-Ⅱは17ピン
性能の違いは書き込み速度、読み出し速度がUHS-Ⅱが圧倒的に高速となる。
書き込み速度はカメラの撮影時、読み出し速度は画像の編集やバックアップ時に影響する速度。
どちらも高速の方がメリットがあり、読み出し速度は画像の転送時にその早い遅いが実感できます。
UHS-Ⅱを使うことで読み書き速度が速くなるメリットは大きい。
これから各メーカーからUHS-Ⅱに対応した機器が増えていくでしょう。
インターフェイス | UHS-Ⅰ | UHS-Ⅱ |
ビデオスピードクラス | V10/V30 | V60/V90 |
読み出し速度 | 40MB/s~90MB/s | 300MB/s |
書き込み速度 | 20MB/s~90MB/s | 100MB/s~250MB/s |
UHS-Ⅱ17ピンのSDカードは、対応していない機器でも使えるように互換性があり、UHS-ⅡSDカードを非対応の機器で使った場合の利点としては、PCへの画像や動画を取り込む際にデータの転送速度が速いというメリットがあります。
動画の転送時間がかかりすぎてイライラするという方におすすめ。
SDカードは機器に入れる外部ストレージですが、USBインターフェースで取り付ける外部ストレージのHDDでは「50~120 MB/s」の読み出し速度、SSDは500MB/s~1040MB/sと高速です。
UHS-Ⅱに対応していない機器側でのメリットはそのカメラの仕様で決まってしまうので、UHS-Ⅱを使っても利点はないと言えますが、転送速度だけでも早くなるメリットは十分にあります。
- おすすめ1SDカードおすすめ switch
- おすすめ2SDカードおすすめ 一眼レフ
高耐久SDカードの必要性
SDカードには規格やスピードクラス以外にも、選ぶ際に重要なポイントがあります。
それは耐久性です。
過酷な条件でも長く使えるSDカードが必要となるガジェットで代表的なモノで言えば
・ドライブレコーダー
・監視カメラ、防犯カメラ
・ホームセキュリティーカメラ
などがあてはまります。
・デジタルカメラ
・スマートフォン
・一眼レフカメラ
などと違うのが使う環境です。
ドライブレコーダーで例に挙げると、自動車内に取り付けたドライブレコーダーは駐車した真夏の車内の高温に耐える必要があります。
最近ではバイクにドライブレコーダーを付ける人も多くなってきました。
バイクでは熱とさらに突然の雨による防水性、バイクの振動による衝撃にも強いSDカードが必要となります。
防水性で言えば、屋外に取り付ける防犯カメラにも必要です。
ここがポイント!
過酷な状況で使う機器には耐温度、防水、耐衝撃が重要なポイント。さらに耐X線、耐静電性もクリアしたSDカードなら安心して使えます。
SDカードおすすめ 防犯カメラ / ドライブレコーダー
「証拠」となる記録ができるドライブレコーダーは特に高耐久のSDカードを選びたいですね。
防犯カメラとドライブレコーダーには信頼のTranscend高耐久SDカードシリーズがおすすめ。
SDカードのおすすめ 5メーカー10選
SDカードは無名品も含め国産、海外輸入品などさまざまなメーカーから販売されています。
その中でも信頼のある5社が販売するSDカードとmicroSDカードのおすすめを紹介していきます。
大切なデータを保存するなら信頼のメーカー製を選ぼう。
- SanDisk サンディスク
- Transcend トラセンド
- SONY ソニー
- TOSHIBA 東芝
- Panasonic パナソニック
この5ブランドはどこも社名だけでなく製品への信頼度も高いメーカーです。こちらのSDカードならどれを購入しても安心と言えます。
価格で言えば同じメーカーのSDカードでも国内正規品は価格が高く、海外リテール品は価格が安いのでネット通販での売れ筋はダントツで海外リテール品です。
安価で購入できますが、海外版は国内正規品のような保証がないので
・安さを取るか
・安心を取るか
で選ぶといいかもしれません。
各メーカーのSDカードを詳しく紹介していきます。
ここで紹介するSDカードは、どれも信頼のあるメーカーだよ。
SunDisk(サンディスク)
サンディスクはどこの家電量販店、通販サイトでも販売されているSDカードでは最も信頼があるメーカー。
SDカード選びで迷ったらSanDiskを購入しておけば間違いがないと言うほど絶大な信頼を得ています。
実績があるからこその評価です。
信頼のあるサンディスクですが、価格も他のメーカーより高いということもなく
・価格+性能のバランスがいい
SDカードのことがよく分らないという方はサンディスクがおすすめです。
人気度でもNo.1のSanDisk。
SanDiskは海外版パッケージが通販でも多く販売されています。メリットは海外版は国内正規品よりも価格が断然安い。
しかし偽物もあるようなので、不安な方は国内正規品を購入した方ががいいですね。海外版パッケージは信頼のあるショップで購入しましょう。
SanDiskおすすめSDカード/microSDカード
Transcend(トラセンド)
トラセンドも家電量販店、通販でよく見かけるメーカーで人気です。
人気度ではサンディスクよりも若干劣るものの、信頼のあるメーカー。
購入しやすい価格設定で、コストパフォーマンスがよく、高性能&大容量のSDカードを購入するならトラセンドがおすすめです。
・安い+品質で選ぶならトラセンド。
TranscendおすすめSDカード/microSDカード
SAMSUNG(サムスン)
サムスン電子は韓国のメーカー、スマホではGalaxyが有名ですね。折りたたみスマホなど斬新な製品を販売。
サムスンのポータブル外付けSSDはアルミボディの採用をするなど、製品の信頼度、完成度も高く人気です。
・低価格+信頼性で選ぶならSAMSUNG
僕は4Kジンバルカメラに用に「GIGASTONE」のmicroSDXCカード128GB、UHSスピードクラス3を購入、機器との相性が悪く動画撮影が勝手に停止したり、保存ができなかったりしました。
SDカードが悪いわけではなく機器との相性の問題なんだよね。
これがSAMSUNGの同クラスのmicroSDXCカードでは全く問題がありませんでした。そんなこともあり、僕的には「SAMSUNG」がけっこうお気に入りです。
SAMSUNGおすすめSDカード/microSDカード
SONY(ソニー)
誰もが知る国産メーカー、ソニーのネーミングだけで安心感がある。パソコン、デジタル一眼カメラ、ハンディカム、1型センサーを搭載したRXOなど多彩な高性能カメラを販売してるメーカーです。
また最近発表されたプレステーション5が話題となっています。
他にもAIBOが有名ですね。
販売するカメラ機器に対応した様々な規格のSDカードを販売。
・高性能SDカードから低コストのSDカードまで取り揃えていますが価格は高めです。
信頼のSONY製なので同社の機器に合わせて同メーカーで揃えて使うのもおすすめです。
SONYおすすめSDカード/microSDカード
TOSHIBA(東芝)
東芝は安心の国内メーカー、日本製なら安心という方も多いと思います。
国産では購入しやすい低価格帯で販売されています。
日本メーカーでSDカードを探していてどれがいいの?と迷っている方におすすめです。
・購入しやすい価格+国内メーカーの安心度で選ぶ方向け。
TOSHIBAおすすめSDカード/microSDカード
Panasonic(パナソニック)
パナソニックも安心の国産SDカード。
パナソニックと言えばカメラ部門ではLUMIXシリーズの
・ミラーレス一眼カメラや
・コンパクトデジタルカメラ
・ビデオカメラ
にも力を入れておりどれも人気があります。
販売している高性能機器に対応した、高速転送の高性能SDカードもあります。
品質、性能共に申し分のないパナソニックのSDカードは
・高級な価格帯で販売されています。
PanasonicおすすめSDカード
機器別SDカードのおすすめ
SDカードは使用する使用するガジェットによって推奨の
・スピードクラス
・規格
・容量
などを選ぶ必要があります。
SDカードを自分で検索して選ぶのが面倒な方向けに、ここではガジェット別におすすめを紹介していきます。
この機種ならこれを選べば間違いのないおすすめの紹介。
SDカードおすすめ switch
発売から大人気のニンテンドースイッチ。switchの本体は購入時期によっては品薄状態でなかなか手に入らないほどの人気商品。
ハードだけでなくソフトも人気のあるものは抽選販売でいつも話題のスイッチ。
そんなニンテンドースイッチのSDカードは「microSDカード」が使われています。
switchに使うmicroSDカードは選び方でも紹介したUHS規格のUHS-Ⅰ(最大104MB/秒)とUHS-Ⅱ(最大312MB/秒)のうち任天堂では
・UHS-Ⅰ:最大104MB/秒
に対応するmicroSDカードがニンテンドースイッチ用として推奨されています。
データのロード時間に影響する読み込み速度に関しては、60〜95MB/sのSDカードを任天堂では推奨。
ニンテンドースイッチに使うmicroSDカードの規格(容量)ではSDXCを購入しておけば間違いがありません。
容量は大きいにこしたことはありませんが、大容量になるほど高額となるのでゲームソフトはパッケージ版をメインで購入している方なら32GBで十分です。
ダウンロード版をメインに購入している方は最低でも64GB、おすすめは128GB、256GBです。
人気のあつまれどうぶつの森のダウンロード版のデータ容量は6.2BG。
モンスターハンターライズが8.7GB。
データ量の多いソフトをダウンロードする場合、64GBでは10本も入らないので、microSDカードを何枚も購入したくない方は128GB以上がおすすめです。
何枚も購入するよりは大容量の方がコスパはいい。
以下に紹介するmicroSDカードは任天堂が推奨するUHS-Ⅰ(最大104MB/秒)に対応。
読み込み速度60〜95MB/sを推奨を大幅にクリア。最大読取り速度 160MB秒 、最大書込み速度 90MB秒となっています。
ニンテンドーの正式ライセンスのmicroSDカードはイラストがいいねっ。
SDカードおすすめ 一眼レフ
一眼レフ、ミラーレス一眼カメラで使うのはSDカードです。microSDカードでも変換アダプターを使えば利用できますが、SDカードの方をおすすめ。
一眼レフ、ミラーレス一眼で注意したいのは保存容量とスピードクラス。
まず容量ですが、写真をいっぱい撮る、たくさんSDカードに保存しておきたいという方には当然大容量のSDカードが必要となります。
SDHCの16GBならRAWモードで約340枚、64GBでその倍ということになります。
写真だけなら十分となりますが、ここで注意したいのが一眼レフやミラーレスカメラで動画もよく撮る方は、容量に注意しましょう。
特に高解像度の2K、4K動画を撮るならSDXCの128GB、256GBがおすすめです。
スピードクラスでは一眼レフ、ミラーレスカメラの場合、データの書き込みが重要となります。
一眼レフのような高性能カメラで低スピードクラスのSDカードを使うと連写が止まることがあり、スムーズな連写ができない残念な結果となります。
それだけスピードクラスは重要となります。
また2K、4Kの高解像度の動画を記録する場合でも低スピードクラスのSDカードを使うとカクカクした動きの悪い動画が記録されています。
スピードクラス | 90MB/sec | 60MB/sec | 30MB/sec | 10MB/sec class10 | 6MB/sec class6 | 4MB/sec class4 | 2MB/sec class2 |
UHS スピードクラス | U3 | U1 | |||||
ビデオ スピードクラス | V90 | V60 | V30 | V10 | V6 | ||
対応ビデオ フォーマット | 8K | 8K/4K | 4K/FHD/HD | 4K/FHD/HD/SD | FHD/HD/SD | SD | SD |
スピードクラス一覧表で見るとよく分りますが、デジタル一眼レフ、ミラーレス一眼に対応し、4K動画も撮る方にはUHSスピードクラスU3、ビデオスピードクラスV30以上がおすすめです。
SDカードの選び方!おすすめ10選!一眼レフ&Switch向けのまとめ
カメラやSDカードが必要となる機器の高性能化が進み
・4K
・5K
・8K
の高解像度の画質に対応した高性能のSDカードが主流となっています。
価格も高額なSDカード、microSDカードがありますが、一時期のことを考えるとSDXCカードの
・64GB
・128GB
・256GB
も購入しやすい価格になってきました。
SDカードは全てではありませんがある程度、価格=性能と比例します。
無名メーカーでも最近では高性能の表示をラベルに記載したものもあります、信頼度は低くおすすめできませんが、保存したデータが破損してもいい程度で使う分には問題はありません。
安く高性能なSDカードを購入したいなら信頼のあるメーカーの海外リテール品がおすすめ。
家電量販店で販売されているワゴンセールの激安SDカードを500円程度で購入するよりも、1,000円台で購入できる有名メーカーの海外リテール品の方が性能も安心感も満足度も格段に上です。
激安品よりも
「安い+性能がいいもの」
を選ぶようにしよう。
あと忘れてはいけないのが、SDカードは購入する前に使用する機器のスペック表で対応のSDカードをよく確認して失敗しない後悔のないものを購入しましょう。
SDカードは消耗品だということも理解しておきましょう。すぐには壊れませんがいつかは使えなくなります。