アクションカメラで人気のGoPro。
GoProのバッテリーは最新のHero 12のEnduroバッテリーで容量1720mAh。バッテリー1つで撮影時間は解像度や環境でも左右されますが約40~110分程度です。
旅行やお出かけで丸1日撮影しているとあっという間にバッテリー切れになってしまいます。
長時間の撮影をするなら必ず予備のバッテリーと充電器が必要となります。
予備のバッテリーを買おうとしても純正品は信頼性が高いのは間違いありませんがデメリットは価格が高いことですね。
GoProは人気があるので安価で高コスパのサードパーティ製のバッテリーや充電器が数多く販売されています。
本記事では互換バッテリーで人気のメーカー「Powerextra」から販売されているGoPro 12 / 11 / 10 / 9 用のバッテリーとUSB充電器を実際に使ってみたのでレビューしていきます。
- バッテリーの撮影時間比較
本記事はPowerextra様からの商品提供によりレビュー記事を作成しています。
Powerextra GoPro 互換予備バッテリー&充電器ポイント
本記事で紹介するPowerextra製GoPro互換バッテリーの結論を先に言ってしまうと純正バッテリー1個の価格でバッテリー3個とUSB充電器セットが買えるコスパ最強です。
以下のメリットをまとめていますのでチェックしてみて下さい。
- 持ち運びしやすい蓋付き充電器
- バッテリー3個が同時充電可能
- USB Type-Cで急速充電対応
- 2250mAhの大容量(純正は1720mAh)
- 高コスパ(セットが4,000円台で買える)
- 純正バッテリーと完全互換
- 純正のバッテリーが充電できる
- 外出時はモバイルバッテリーで充電ができる
- 保護設計で安心
いろいろな環境で使ってみたけど欠点が見当たりません。
Powerextraのバッテリーチャージャーは同時充電ができる点が優れています。
1つ使って充電が切れたらすぐにバッテリーチャージャーに入れて充電中のバッテリーと同時に充電ができます。
GoPro撮影時間表
機種 | HERO 11 Black | HERO 10 Black | HERO 9 Black |
5.3K/60fps | 61分 | 48分 | ー |
5.3K/30fps | 81分 | 64分 | ー |
5K/30fps | 75分 | 64分 | 90分 |
4K/120fps | 54分 | 40分 | ー |
4K/60fps | 70分 | 72分 | 70分 |
4K/30fps | 88分 | 76分 | 110分 |
2.7K/240fps | 58分 | 44分 | ー |
2.7K/120fps | 78分 | 60分 | 80分 |
1080/240fps | 67分 | 48分 | 80分 |
メーカー公表の連続撮影時間です。高解像度、高フレームレートでの撮影では60分までにバッテリー切れになってしまいます。
予備バッテリーと充電器は必須ですね。
Powerextra GoPro 12 / 11 / 10 / 9 用バッテリー&充電器スペック
電圧 | 3.85V |
容量 | 2250mAh |
充電ポート | USB Type-C |
充電ケーブル | USB Type-C to A |
INPUT | DC5V/2.4A Type-C |
OUTPUT | 4.4V 800mA*3 |
対応機種 | GoPro HERO 12 / 11 / 10 / 9 |
バッテリークリップ | 付属のバッテリークリップの使用で GoPro 8 / 7 / 6 / 5 の充電のみ可能 |
保証期間 | 12ヶ月 |
Powerextra GoPro 12 / 11 / 10 / 9 用バッテリー&充電器開封レビュー
パッケージから紹介していきます。
メーカーロゴのみプリントされたシンプルな箱で届きました。
箱を開けるとバッテリーなど必要最小限の梱包がされています。
全てがエコパッケージな感じで過剰梱包がなくこれで十分、中身が大事ですからね。
箱から商品を全て取り出してみました。
・USB充電器
・互換バッテリー×3
・充電ケーブル
取扱説明書はありませんね。
充電するだけなので必要はないかもですがあった方がいいかも。
バッテリーにはGoPro対応機種の10が大きく、11と9が小さくプリントされています。
バッテリーはHERO9以降、最新のHERO12までサイズが同じなので互換性がありで使うことができます。
実際にHERO12で使用、問題なく使うことができました。
USB充電器(バッテリーチャージャー)のデザインや特徴
PowerextraのGoPro用バッテリー&USB充電器(バッテリーチャージャー)のメリットの1つ薄型で持ちやすい充電器。
表側には充電の状態を知らせるLEDインジケーターが3発内臓されています。こちらはのちほど機能で紹介していきます。
背面にはMODEL:SW-GP901と記載されています。
・INPUT:DC5V/2.4A Type-C
・OUTPUT:4.4V 800mA*3
薄型スリムデザインのバッテリーチャージャー。
USB充電器はGoPro 12 / 11 / 10 / 9 用ですが、蓋を開けるとGoPro 8 / 7 / 6 / 5 のバッテリーが本機で充電ができるように「バッテリークリップ」が3個付属しています。
バッテリークリップを1個取り出してみました。GoPro 12 / 11 / 10 / 9 を使う人には不要です。
旧機種ににも対応させるあたりが親切ですね。
ケースのサイドにはUSB Type-Cポートを搭載。
充電器に1個バッテリーを入れて撮影をしています。3個バッテリーを入れて同時充電できるのは便利ですね。
ケース内の左右に「Micro SD」と表記されたところがありますね。
拡大してみました。
ここにMicro SDカードを収納できるようになっています。
Micro SDカードを入れてみました。予備のMicro SDカードが収納できるのでけっこうこれ便利です。
ここも親切ですね。
持ち運び性のよいコンパクトサイズのバッテリーチャージャー
バッテリーを3個入れたまま持ち運べるコンパクトサイス。
充電器は蓋が付いているのでしっかり収納してバッグに入れてGoProと一緒にお出かけがスムーズ。
充電
充電は付属のType-Cケーブル(USB-A to USB-C ケーブル)を使います。スマホで使っているUSC-C to USB-Cケーブルも使うことができます。
USB充電器本体にバッテリーを装着して充電をします。
バッテリーの充電は1個でも、3個でも充電が可能です。2個、3個の同時充電ができるのがいいですね。
Powerextra製のバッテリーとGoPro公式のバッテリーの混在同時充電はおすすめできません。必ず純正バッテリーのみ、Powerextra製のみで充電をしましょう。
USB充電器本体とType-Cケーブル(USB-A to USB-C ケーブル)接続して充電を行います。充電を開始するとLEDインジケーターが赤色に点灯します。
充電が完了するとLEDインジケーターが緑色に点灯します。LEDはバッテリーごとに単独で点灯をします。
付属はしていませんが(USB-C to USB-C ケーブル)での充電もできます。
僕はGoPro用のUSB-C to USB-Cケーブルで充電しているよ。
GoPro公式のバッテリーも充電できるのでほんと便利です。
モバイルバッテリーで充電もできる
Powerextraの互換バッテリーは3個を満充電しておけば3~5時間以上の撮影に対応ができますが外出時にもっと長時間に対応させたい場合にはモバイルバッテリーで充電するのがおすすめです。
今回PowerextraのUSB充電器に給電したモバイルバッテリーは急速充電ができる「Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W」です。
バッテリー比較|Powerextra or GoPro公式 Enduro
GoPro公式のEnduroバッテリーとPowerextra製バッテリーを比較してみました。
サイズは同じでデザインが違うだけです。
バッテリー | Powerextra製 | GoPro公式Enduro | GoPro公式Standard |
価格 | 4,599円 | 5,500円 | 4,800円 |
パッケージ内容 | バッテリー3個 USB充電器 充電ケーブル | バッテリー1個 | バッテリー1個 |
カラー | ブルー / ブラック | ホワイト / ブラック | ブルー / ブラック |
バッテリー容量 | 2250mAh | 1720mAh | 1720mAh |
電圧 | 3.85V | 4.4V | 4.4V |
サイズ | 40.8×33.4×13.25mm | 40.8×33.4×13.25mm | 40.8×33.4×13.25mm |
重量 | 32.4g | 31.9g | 32g |
GoPro純正のバッテリー完全互換だけあってほとんど同じ形状です。
+-の表記位置が違うだけで端子部分もほぼ同じです。
GoPro本体からバッテリーを取り外すときに指で持つタブの形状はほぼ同じですが、純正よりもPowerextra製は柔軟性が少なく硬い素材が使われています。
使う際の使い勝手は同じです。
側面①
表記が違うだけでほぼ同じですね。
側面②
こちらもほとんど同じデザインです。
重量
Powerextra製のバッテリーの重量は電子スケールで「32.4g」でした。
GoPro純正のEnduroバッテリーは「32g」でした。メーカー公表値が31.9gなので0.1gの誤差。
Powerextra製のバッテリーは公式よりも容量が大きいのでわずかに重量も重くなっています。
GoPro HERO 11 でバッテリーの撮影時間比較
GoPro HERO 11にPowerextra 製の互換バッテリー入れて使ってみました。
完全互換バッテリーなので純正同様に出し入れはスムーズです。同じ条件で
・Powerextraバッテリー
・Enduroバッテリー
の連続撮影時間を比較検証してみました。
ちなみにGoPro公式のEnduro(エンデューロ)はスタンダードバッテリー比40%の稼働時間up。
サードパーティ製互換バッテリーと公式バッテリーどっちが稼働時間が長いのか検証結果が楽しみです。
Powerextra互換バッテリーの撮影時間|5.3K / 60FPS
Powerextraバッテリー満充電100%で撮影を開始。
検証バッテリー | Powerextra互換バッテリー |
バッテリー容量 | バッテリー容量は2250mAh |
検証の結果(5.3K / 60FPS) | 39分 |
やはり高解像度、高フレームレート(5.3K / 60FPS)では連続撮影時間は短め。
GoPro公式のスタンダードバッテリーと同等もしくはちょっと劣るくらいの性能ですね。
価格を考えると十分ではないかと思います。高コスパ。
GoPro公式Enduroバッテリーの撮影時間|5.3K / 60FPS
GoPro純正Enduroバッテリー満充電100%で撮影を開始。
検証バッテリー | GoPro純正Enduroバッテリー |
バッテリー容量 | バッテリー容量は1720mAh |
Enduroバッテリー(メーカー公表) | 61分 |
スタンダードバッテリー(メーカー公表) | 48分 |
検証の結果(5.3K / 60FPS) | 53分43秒 |
検証の結果5.3K / 60FPSで53分43秒でした。さすがEnduroバッテリーですね。
GoPro公式のスタンダードバッテリーよりも稼働率が40%アップしているだけのことはあります。
GoPro 予備バッテリーおすすめ!Powerextra 製互換バッテリーとUSB充電器セットのまとめ
Powerextra製互換バッテリーとUSB充電器セットをレビューしました。
高コスパのバッテリー3個とUSB充電器のセットが4,599円と格安。純正品ならバッテリー1個だけで4,980~5,500円。
GoPro公式Enduroバッテリーは性能がいい分価格も高額です。
公式スタンダードバッテリー1個の価格で互換バッテリー3個とUSB充電器が購入できるPowerextra製の互換バッテリーはコスパ最強です。
稼働時間はGoPro公式スタンダードバッテリーよりも若干短いもののトータルでメリットが大きい。
今回GoPro HERO 11でPowerextra 製互換バッテリーとUSB充電器セットを使いましたが、多くのメリットがあり満足な商品でした。
製品のクオリティは満足いくレベルでとにかくコストパフォーマンスに優れていました。
GoPro公式のバッテリーは高くていくつも買えないという人におすすめのバッテリーを紹介しました。