コンパクトな手のひらに収まる小型の3軸ジンバルはカメラ付とスマホを取り付けて使うジンバルがあります。
本記事ではこれ1つあれば映画のようなブレない撮影ができるカメラ付きジンバルを紹介しています。
現在、2世代、3世代目が各メーカーから発売され、さらに人気が上昇しているジンバルカメラ。
気になるけど、どんな機種があるの?
何が違うの・・・
と悩む人も多いと思います。
本記事ではジンバルカメラの人気5社おすすめモデルを徹底比較しています。
おすすめモデルも紹介。
3年ぶりのフルモデルチェンジDJI Pocket 2の後継機、2インチ回転式タッチスクリーンを搭載して遂に2023年10月25日に発売されたOsmo Pocket 3。
2インチのスクリーンと言えば
2022年6月14日に先に発売されたTHINKWARE JAPANから「SNAP G」も大画面のジンバルカメラ。
今までのジンバルカメラは小型化を優先したことでモニターが小さくで見えずらいデメリットがありましたが、2インチの画面は操作性向上やアングルがしやすくなるメリットがあります。
SNAP G レビュー
- 人気・性能ともにNo.1
「Osmo Pocket 3」 - 最新NEW大画面2インチ
「DJI Pocket 3」
「THINKWARE SNAP G」 - コスパで選ぶなら
「FIMI Palm2」 - 世界初なら完全セパレート型
「Feiyu Pocket 3」
大人気のDJI Pocket 2が2020年に登場してから今年の秋で約3年。DJI Pocket 3 ではなくOsmo Pocket 3のネームで発売されました。
多くの人が待っていたNEWモデル。
コスパで人気のあったFIMI Palmの後継機、FIMI Palm2は2021年1月10日に発売。
さらに2023年8月3日からFeiyu TechからNEWモデルの世界初となる完全セパレート型のFeiyu Pocket 3。
クラウドファンディング「Makuake」で先行販売が開始され、現在は一般販売も行われています。最新機種の購入を検討している方は要チェック。
より完成度が高くなった各メーカーが発売する注目の「2世代、3世代目のジンバルカメラ」は以下の3メーカー製。
ジンバルカメラの全モデル比較
新機種の比較、型落との違いなど比較表で徹底解説をしていきます。
各メーカーから販売される現行機をメインに比較。
イメージ画像 | |||||||||
メーカー 機種名 | DJI Osmo Pocket 3 | DJI POCKET 2 | FIMI PALM 2 | Feiyu Pocket 3 | Feiyu Pocket 2 | Feiyu Pocket 2S | THINKWARE SNAP G | MOZA MONI camera | Insta360 Link -4K |
世代 | 3世代目 | 2世代目 | 2世代目 | 3世代目 | 2世代目 | 2世代目 | 1世代目 | 1世代目 | 番外/WEB |
評価 | NEW | (4.5 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (3.5 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (4.5 / 5.0) |
発売日 | 2023年10月 | 2020年10月 | 2021年1月 | 2023年8月 | 2021年8月 | 2021年8月 | 2022年6月 | 2021年8月 | 2022年8月 |
実勢価格 | 74,800円 | 48,500円 | 26,980円 | 68,900円 | 39,150円 | 40,500円 | 49,500円 | 35,820円 | 45,800円 |
画角 | 広角レンズで108° | 93° | 128° | 130° | 130° | 130° | 133.9° | 120° | DFOV79.5° HFOV67° |
解像度 | 4K/120fps | 4K/60fps | 4K/30fps | 4K/60fps | 4K/60fps | 4K/60fps | 4K/60fps | 4K/60fps | 4K/30fps |
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3軸ジンバルカメラの画角は以下の2タイプに分けることができます。
- 画角が狭いタイプ
・DJI Osmo Pocket 3 - 画角が広いタイプ
・THINKWARE SNAP G(画角変更ができる)
・Fimi Paim 2
・Feiyu Pocket 3
・MONI Camera
ジンバルカメラの始まりは2018年12月に初代DJI OSMO POKET(オズモポケット)が発売、その後に似たデザインと手のひらに収まるサイズのジンバル付きカメラが各メーカーから続々と発売されてきました。
小型の3軸ジンバルカメラは手軽に持ち運べる小型ビデオカメラとしてどれも人気。
各メーカーが競うように独自の機能や性能を搭載して販売、この5メーカーは何が違うのか徹底比較して紹介していきます。
DJI ジンバルカメラ OSMO Pocket 3 VS DJI POCKET 2 比較
今やスマホ用ジンバル、アクションカメラ、ドローンでも最先端を行くDJI、元祖ジンバルカメラの最新モデルの登場。
価格は74,800円~と高め設定ですが、ガジェット好き、新しい物好きなら要検討。
・初代の「Osmo Pocket」
・2世代目の「DJI Pocket 2」
・3世代目の「Osmo Pocket 3」
の何が進化したのか比較してみましょう。
基本スペックの比較|OSMO Pocket 3 VS DJI Pocket 2
Wi-FiやBluetooth機能がなくてもカメラ性能は高評価。
ジンバルカメラとスマホは端子で使いで接続が可能です。
機種 | Osmo Pocket 3 | DJI Pocket 2 | Osmo Pocket |
発売日 | 2023年10月25日 | 2020年10月31日 | 2018年12月15日 |
価格 | 74,800円 | 49,500円 | 終売 |
サイズ | 139.7×42.2×33.5 mm | 124.7×38.1×30 mm | 121.9×36.9×28.6 mm |
重量 | 179g | 117g | 116g |
タッチ画面 | 2.0インチ | 1.08インチ | 1.08インチ |
センサー | 1インチ CMOS | 1/1.7インチ CMOS | 1/2.3インチ CMOS |
FOV | 広角レンズで108° | 93° | 80° |
F値 | 2.0 | 1.8 | 2.0 |
動画 | 4K/60fps | 4K/60fps | 4K/60fps |
スローモーション | 4K/120fps | 1080p/120fps | 1080p/120fps |
有効画素数 | 9.4 MP | 64MP | 12MP |
HDR動画 | 10-bit HLG対応 4K/60fps | 2.7K/30fps | ー |
bit深度 | 10-bit | 8-bit | 8-bit |
追尾機能 | ActiveTrack6.0 | ActiveTrack3.0 | ActiveTrack |
ズーム機能 | 4倍 | 8倍 | ー |
動作時間 | 166分 | 140分 | 140分 |
DJI Pocket 2の後継機、Osmo Pocket 3のセンサーは1/1.7インチ CMOS→1インチの大型センサーを搭載し大幅に画質が向上。ノイズを低減、夜の撮影性能が大幅にアップしました。
画質に定評のあったDJI Pocket 2の後継機は諧調性や解像度がアップ。またbit深度が8bit→10bitとなりより詳細なカラー表現が可能となりました。
・8bit→約1677万通り
・10bit→約10億7374万通り
Osmo Pocket 3は圧倒的な10億個の色表現で自然界のさまざまなモノを表際に色表現が可能となっています。
要は画質性能が大幅に向上したんだね。
4K / 120fpsで超滑らかで高精細な映像をスローモーションで確認することができます。
小型のジンバルカメラの欠点は、モニターが小さくて操作がしずらい、画面が見ずらいというデメリットがありました。
これを改善したのがワンタッチで回転する2インチスクリーンです。
操作性、視認性が大幅にアップ。タッチ操作による設定変更がスムーズに行えるようになり、画面を回転させるだけで撮影が開始できるなど初心者でも簡単操作です。
2つ目の大きな進化は1インチCMOSセンサーです。
待望の1インチセンサーを搭載。
ちなみにあの人気のGopro HERO 12は1/1.9インチセンサーを搭載。1インチCMOSセンサーを搭載したOsmo Pocket 3は低照度性能が大幅に向上、ノイズでまともに撮影できなかった夜景などナイトショットも鮮明。
Osmo Pocket 3が発売されましたが、DJI Pocket 2も継続して販売されます。
機種 | Osmo Pocket 3 | DJI Pocket 2 |
Osmo Pocket 3 | 74,800円 | 49,500円 |
Osmo Pocket 3 クリエイターコンボ | 96,800円 | 64,100円 |
Osmo Pocket 3とDJI Pocket 2の価格差は単品で25,300円、クリエイターコンボは32,700円。
安く手に入れたい人はまだまだ使えるDJI Pocket 2、最新がほしい人はOsmo Pocket 3。
Osmo Pocket 3は「単品」と「Creator コンボ」のどちらかを選択することができます。
コンボには付属のアクセサリー以外にも
- ミニ三脚
- 広角レンズ
- MIC 2 トランスミッター
- MIC 2 ウィンドスクリーン
- バッテリーハンドル
- クリップマグネット
- キャリーバック
など点のアクセサリーが付属します。コンボの価格は96,800円。
センサー | 1インチ CMOS |
F値 | 2.0 |
ズーム | 写真:3840×2160、2倍 動画:1080p、4倍;2.7K、3倍;4K、2倍 |
有効画素数 | 約9.4 MP |
画角 | 広角レンズで108° |
動画 | 4K (16:9): 3840×2160@24/25/30/48/50/60fps |
スローモーション | 4K (16:9):3840×2160@120fps |
静止画 | 16:9、3840×2160 1:1、3072×3072 |
bit深度 | 10 bit |
センサー | 1/1.7インチ CMOS |
F値 | 1.8 |
ズーム | 8倍 |
有効画素数 | 64MP |
画角 | 93° 脱着レンズで110° |
動画 | 4K:3840×2160@24/25/30/48/50/60fps |
スローモーション | 1080p/120fps(4倍) |
静止画 | 9216×6912px |
bit深度 | 8 bit |
3軸ジンバルカメラの性能&画質比較一覧
など各機能を機種ごとに分かりやすくまとめています。
スペック一覧表で検討している3軸ジンバルカメラの気になる点をよく比較して後悔のない機種選びの参考にしてみてください。
FIMI PALM 2 VS DJI POCKET 2 比較
人気メーカー2世代目の比較。
DJI OSMO POKETの後継機となるPOCKET 2発売されたのが2020年10月。
2世代目だけあって完成度は高く高性能。
ジンバルカメラはDJI POCKET 2が独占状態になるのか?と思われましたが何かと比較されてきたFIMI PALMの後継機となるFIMI PALM 2が2021年1月に発売されました。
DJI POCKET 2は残念と言われた点を全て改善して登場しただけに不満点はほとんどありません。
その完成度の高いジンバルカメラにFIMI PALM 2は対抗できる改善がされたのか両機種を徹底比較していきます。
基本スペックの比較【FIMI PALM 2 VS DJI POKET 2】
駆動時間以外ではDJI POCKET 2の方が優れているけど、ワイヤレス接続ができるのはFIMI PALM 2で使い勝手はよさそう。
この2つの機種はどちらも2世代目の後継機で完成度は高くなっていますが、それぞれ違いがあります。
筐体サイズでは、FIMI PALM 2は一回り大きく重量も重い。
ただしその分バッテリー容量も
約3倍で稼働時間が308分
で長時間録画に対応している点が優れています。
一方でDJI POCKET 2はサイズが小さく軽量でバッテリー容量が少ない、当然駆動時間も短くなります。
簡単にまとめると
FIMI PALMは日本語表記に対応しておらず大きな不満点でしたが、今回発売されたFIMI PALM 2は日本語対応に改善されました。
持ち運びを考えるならサイズ的に小型のDJI POCKET 2がおすすめ。
画角はFIMI PALM 2の方は128°と広い、DJI POCKET 2は93°と標準的ですが、別売りの広角レンズを使えば110°のワイド撮影ができます。
マグネット式なので脱着は簡単。
ジンバルの比較【FIMI PALM 2 VS DJI POKET 2】
機種 | FIMI PALM 2 | DJI POCKET 2 |
パン軸回転範囲 | -230°~ +60° | -230°~ +50° |
チルト軸回転範囲 | ± 90° | -95°~ 50° |
ロール軸回転範囲 | ± 45° | ± 45° |
ジンバルの可動範囲はどちらもそれほど性能差はない。後継機になっても基本部分は同じです。
レンズの比較【FIMI PALM 2 VS DJI POKET 2】
機種 | FIMI PALM 2 | DJI POCKET 2 |
センサー | 1/2.6インチ CMOS | 1/1.7インチ CMOS |
FOV | 128° | 93° |
F値 | 2.4 | 1.8 |
動画 | 4K/30fps | 4K/60fps |
レンズはFIMI PALM 2よりDJI POCKET 2の方が数枚上手。
・画質
・暗所撮影
・諧調表現
により優れた大型の1/1.7インチCMOSセンサーと明るく高性能F値1.8のレンズでDJI POCKET 2はよりきれいな写真や動画が撮れるカメラ性能があります。
ズーム機能は
・FIMI PALM 2は「デジタルズーム3倍」
・DJI POCKET 2は「デジタルズーム8倍」
で DJI POCKET 2の方が高性能。
トータルの性能はPOCKET 2に軍配があがりますが、その分価格が高い。
POCKET 2の49,500円に対し、FIMI PALM 2は26,980円と価格差は22,520円も違います。
調査日:2022年4月17日実勢価格
POCKET 2の方が全体のバランスがいいと言えますが、FIMI PALM 2の方は性能に対して価格が安くコスパがいいのも見逃せない。
価格差が大きいので
チェックポイント
・画質で選ぶなら「DJI Pocket 2」
・コスパで選ぶなら「FIMI PALM 2」
こんな選択肢もありだと思います。
どちらも解像度は4Kなのでカメラに特にこだわらない人には両方の画像を見比べても価格差ほどの違いや魅力を感じることがないかもしれません。
またDJI POCKET 2にはWi-Fiがなく、FIMI PALM 2にはWi-Fi機能がある。
この違いも見逃せないポイントです。
センサー | F値 | ズーム | 有効画素数 |
1/1.7インチ CMOS | 1.8 | 8倍 | 64MP |
画角 | 動画 | 静止画 |
93° 脱着レンズ:110° | 4K/60fps | 9216×6912px |
センサー | F値 | ズーム | 有効画素数 |
1/2.6インチ CMOS | 2.4 | 3倍 | 32M |
画角 | 動画 | 静止画 |
128° | 4K/30fps | - |
Feiyu Pocket 3 VS Feiyu Pocket 2 / 2S 比較
早速、最新のジンバルカメラ完全分離できるセパレート型「Feiyu Pocket 3」と旧モデルFeiyu Pocket 2 / 2Sを比較していきます。
Feiyu Pocket 3の特徴
クラウドファンディング発のFeiyu Tech JAPANからついに新型ジンバルカメラ「Feiyu Pocket 3」の先行予約が開始され、その後に一般販売が2023年8月から開始されました。
コード類のない世界初となる完全セパレート型のジンバルカメラの登場。分離された3軸ジンバルカメラはマグネット式で軽量わずか86g。
本体と分離させて強力マグネットで車に取り付けて走行シーンの撮影。
オートバイ、ロードバイクなど、あらゆる場面で使える小型の全く新しいジンバルカメラ。
Feiyu Pocket 2 / 2Sの特徴
2021年に発売された「Feiyu Pocket 2 / 2S」は2機種を同時に発売。
Feiyu Pocket 2Sはジンバルカメラでは
今までになかった新しいカタチで登場。
セパレートデザインでカメラ部分が本体から取り外せるタイプ。
アクションカメラ的に使えるのがPocket 2の魅力。
車のボディやバイクにも金属部分なら強力なマグネットでぴたりとくっけて撮影が可能。
また専用マウントでヘルメットや体への取り付けもできる、アイデア次第で広がる自由度が高いジンバルです。
Feiyu Pocket 2は前機のPocketの画角120°よりさらに広くなり130°となった。 他性能もアップして登場。
カメラ本体の方向を変えることなく自動で撮影してくれるパノラマ撮影、自動追尾ではフェイストラッキングやオブジェクトトラッキングも搭載。
モニターは、手のひらにすっぽり収まる小型サイズでも1.3インチのタッチスクリーンを搭載。 スマホと同じように直感的に操作が可能、誰でも迷うことなく使える。
Feiyu Pocket 2はWi-Fiを搭載しているので専用アプリで画像編集から、スマホへの転送もその場で完了する。
画質では
・Feiyu Pocket 2SよりもPocket 2の方が高画質
となっています。
価格差は1,500円で、どちらを選ぶかは使う用途で違ってきますが、 Feiyu Pocket 2Sはジンバルカメラのアクションカメラバージョンのような使い方が期待できます。
どっちもほしくなるガジェット。斬新な発想のセパレートタイプのPocket 2Sは面白い使い方ができそうだね。
各メーカーから2世代目の最新のジンバルカメラが次々と発売され、今後も目が離せない。
FeiyuTechはジンバルに特化したメーカーでその信頼度は高い。
一眼レフ、GoPrp、スマホ用ジンバルなど多数を販売しています。 スマホジンバルでApple社との業務提携をするなど、この分野では最先端を行くメーカー。
THINKWARE SNAP VS GMOZA MOIN Camera
3軸ジンバルカメラの大画面モデル2機種を比較していきます。
この2機種はどちらも1世代目。
THINKWAREはドライブレコーダーで世界的に有名なメーカー。ドラレコの映像技術を取り込んだ3軸ジンバルカメラには
・2インチ大型モニターを搭載。
グリップ部から大きく張り出した特徴的なデザインで登場。
MOZAはジンバルでは世界シェアが大きい有名なメーカー。
MOZAのMOIN Cameraは今までのジンバルカメラにはなかった
・2.45インチ大型液晶モニター
を搭載して登場。
どちらも他のジンバルカメラとは違う「大型モニター」でプレビューや操作がしやすいのが特徴です。
基本スペックの比較 【THINKWARE SNAP VS GMOZA MOIN Camera】
イメージ画像 | 機種 | 発売日 | 実勢価格 | サイズ | 動画解像度 | 有効画素数 | フレームレート | レンズ(画角) | センサー | ズーム | スマホ接続 | Bluetooth | Wi-Fi | メモリ | バッテリー | 稼働時間 | 重量 |
THINKWARE SNAP G | 2022年6月14日 | 49,500円 | 53×161×49.35mm | 4K | 12M | 60FPS | 133.9° | 1/2.3インチ | 3倍ズーム | ワイヤレス | 非対応 | 対応 | 512GB対応 | 2000mAh 交換式 | 約120分 | 243g | |
MOIN Camera | 2021年8月20日 | 35,820円 | 37.8×32×129mm | 4K | 12M | 60FPS | 120° | 1/2.3インチ | 非対応 | ワイヤレス | 対応 | 対応 | 256GB対応 | 930mAh | 約149分 | 175g |
THINKWARE SNAP Gは3軸ジンバルカメラの中では
重量が243gとやや重い
大型2インチタッチモニターの搭載、大容量2,000mAhバッテリーを搭載するなどを考えると妥当な重量です。
MOZAのMOIN Cameraも他より
重量が重い175g
こちらも2.45インチの可動式大型モニターを搭載しているのでこれくらいの重量になります。
ジンバルカメラの小型の液晶画面に不満があった人には嬉しい装備。
画角はSNAP Gがジンバルカメラの中でもっとも視野角が広い
・133.9°
でワイドな撮影をしたい人向け。SNAP Gのすごいところは本体の画面操作で3つの画角に変更できることです。
MOIN Cameraの画角は120°で視野角は広い方ですね。
バッテリーに関してはどちらも容量が少なく稼働時間は約2時間程度。
大型モニターによるバッテリーの消費が大きいのは仕方ないですね。
THINKWARE SNAP Gは小型ジンバルカメラ初のバッテリー交換式で予備バッテリーを持つことで長時間撮影に対応ができます。
ジンバルの比較 【THINKWARE SNAP VS GMOZA MOIN Camera】
機種 | THINKWARE SNAP G | MOIN Camera |
パン軸回転範囲 | -55° 〜 +255° | -230°~+50° |
チルト軸回転範囲 | -50° 〜 +130° | -95°~+50° |
ロール軸回転範囲 | -120° 〜 +120° | ロール:±45° |
3軸ジンバルの可動範囲
・パン
・チルト
・ロール
全体的にTHINKWARE SNAP Gの方が可動範囲は大きいですね。
レンズの比較 【THINKWARE SNAP VS GMOZA MOIN Camera】
機種 | THINKWARE SNAP G | MOIN Camera |
センサー | 1/2.3インチ CMOS | 1/2.3インチ CMOS |
FOV | 133.9° | 120° |
F値 | 2.6 | 2.2 |
動画 | 4K/60FPS | 4K/60FPS |
センサーはどちらも1/2.3インチでDJIのOSMO POCKETと同じサイズ。
F値はMONI Camera2.2でSNAP Gは2.6。
動画の解像度とフレームレートは4K/60FPSでDJI POCKET 2と同じ。
- SNAP Gは
- 2インチ大型モニターを搭載したSNAP Gはバッテリー交換ができ、視野角の変更できる独自性を持ち、カメラ性能も標準~高レベル。
大型モニターで操作感、プレビューは最もよいジンバルカメラです。
- MONI Cameraは
- 唯一折りたたみ式の大型モニターを搭載したMONZAのジンバルカメラはセンサーや動画解像度など標準~高レベル。
大型モニターは広げるとカメラ全体が大きくなるデメリットはありますが、プレビューに関してはとても良い。
センサー | F値 | ズーム | 有効画素数 |
1/2.3インチ | 2.6 | 3倍ズーム | 12M |
画角 | 動画 | 静止画 |
133.9° | 4K/60FPS | 4000×3000 |
- もっと詳しくSNAP Gについて知りたい方は商品レビューを見てね。
センサー | F値 | ズーム | 有効画素数 |
1/2.3インチ | 2.2 | 非対応 | 12M |
画角 | 動画 | 静止画 |
120° | 4K/60FPS | 4000×3000 |
3軸ジンバルカメラのおすすめランキング
4社のジンバルカメラ6機種の比較をお届けしました。
3軸ジンバルカメラはポケットサイズのビデオカメラというコンセプトでDJIから発売されました。
その後に各メーカーからよく似た筐体のジンバルカメラが発売され性能や価格差もあり、ジンバルカメラのことがよく分からない人はどれを選べばいいのか悩むと思います。
結局どれがいいの?と悩む人向けに
・画質
・センサー
・画角
・持ち運び性
などGajemono編集部独自が決定するおすすめランキングを紹介していきます。
おすすめランキング① |Osmo Pocket3
ドローンで世界的に有名なDJIからジンバルカメラで3世代目となる新モデル。
トータルで選ぶなら高性能なOsmo Pocket3がおすすめ。
これまでの3軸ジンバルカメラとは違い機能面、1インチセンサーや回転式2インチモニター、10bit深度など大幅な画質や性能アップがされたOsmo Pocket3は業界でも一歩先を行くジンバルカメラです。
予算があるならOsmo Pocket3が買いです。
商品名 | Osmo Pocket3 |
評価 | NEW |
動画 | 4K / 120fps |
画角 | 広角レンズで108° |
おすすめランキング ② |DJI Pocket2
DJI Pocket2は2020年10月に発売された機種で、発売からの経過年数を考えると性能面で劣るのでは?と思ってしまいますが、他社の新型ジンバルカメラと比較しても全く劣りません。
後継機のOsmo Pocket3が登場しましたが、公式でも新型とともに継続して販売されています。
画角は93°と他機種と比較すると狭い方ですが、通常撮影ならちょうどよい画角。ワイドに撮りたいときは、別売りの広角レンズ110°(コンボには同梱)を装備すればOKです。
人気のDJI 2世代目モデルは購入しやすい価格のお買い得モデルです。
商品名 | DJI Pocket2 |
評価 | (4.5 / 5.0) |
動画 | 4K / 60fps |
画角 | 93° |
おすすめランキング③|FIMI PALM2
FIMI PALMがおすすめの理由はなんと言っても価格が安く、そこそこの機能を搭載している点です。
直感操作ができるジョイステックが付いている点も見逃せないポイント。
ワイヤレススマホ接続、Wi-Fi、Bluetoothなど基本機能、240分の稼働時間、128°の広角レンズ、4K動画など高価格帯のジンバルカメラと比較しても遜色のないガジェットながら最新モデルが2万円台で購入できる高コスパモデル。
商品名 | FIMI PALM2 |
評価 | (3.5 / 5.0) |
動画 | 4K / 30fps |
画角 | 128° |
おすすめランキング④ |THINKWARE SNAP G
ジンバルカメラのメリットはポケットサイズのビデオカメラですが、モニターが小さくアングル確認やモニター上での設定や操作がしずらいというデメリットがありました。
そんな不満点を改善して登場したのがTHINKWARE SNAP Gです。
大画面2インチモニターのタッチパネルも使いやすくなったのがポイント。画角調整(3段階)が本体でできるのは「THINKWARE SNAP G」のみ。
商品名 | THINKWARE SNAP G |
評価 | (4.0 / 5.0) |
動画 | 4K / 60fps |
画角 | 133.9° |
おすすめランキング⑤ |Feiyu Pocket 3
Feiyu Techは他メーカーにはない斬新なセパレート型のジンバルカメラを販売。
前世代モデルのセパレート型はコードが不評でしたが、3世代目となる「Feiyu Pocket 3」完全セパレート型で
・手に持って
・置いて
・マグネットで取り付けて
3つの使い方ができる世界初の完全セパレートジンバルカメラです。
商品名 | Feiyu Pocket 3 |
評価 | (3.5 / 5.0) |
動画 | 4K / 60fps |
画角 | 130° |
おすすめランキング(番外編) |Insta360 LINK 4K(WEBカメラ)
番外編としてジンバルを搭載したWEBカメラの革命、Insta360 Link 4Kを紹介していきます。
AI機能を搭載し、多くの機能が手の動きで操作できるジェスチャー機能
・ホワイトモード
・デスクビューモード
・オーバーヘッドモード
などビデオ会議に最適な機能を備え、さらにはジンバルとAIアルゴリズムにより自動追跡など次世代のWEBカメラとして絶大な人気。
商品名 | Insta360 LINK 4K |
評価 | (4.5 / 5.0) |
解像度 | 4K / 30fps |
画角 | DFOV79.5°、HFOV67° |
ジンバルの仕組みと機能
ジンバルってどのような構造なの?と気になる人のいると思います。動きについて気になる方はGimbalについて少し確認してみましょう。
下の動く映像を見てみよう。
ジンバル(英: Gimbal)は、1つの軸を中心として物体を回転させる回転台の一種である。軸が直交するようにジンバルを設置すると、内側のジンバルに載せられたロータの向きを常に一定に保つことができる。例えば船舶や航空機に搭載された、ジャイロスコープ、羅針盤、焜炉、ドリンクホルダーなどが一般にジンバルを使って地平線に対して常に垂直を向くようになっている。
となっています。
上の図1つの軸を中心として回転する動きを見るとその構造が簡単に解りますね。カメラで言うジンバルはブレや揺れのない映像を撮るための装置、それがジンバルです。
上下左右に回転する台座がついたグリップであのスムーズな映像がだれでも簡単に撮ることができます。
3軸ジンバルカメラのワイヤレス
いろいろなメーカーから発売されている3軸ジンバルカメラ。外部機器と繋ぐWi-Fi機能やBluetoothはないよりは断然ある方がいいですね。
・スマホ
・iPhone
とワイヤレス接続をすれば、撮った写真も動画もすぐにスマホに転送や保存ができてすぐに画像編集もできて便利です。
・Instagram(インスタグラム)
・Twitter(ツイッター)
・Facebook(フェイスブック)
などSNSへのアップロードもスムーズに行えるので、撮ったらすぐにアップしたい人におすすめの機能。
購入するならWiFi、Bluetoothが付いた機種がおすすめですが、ここで紹介している
・OSMO POCKET
・DJI POCKLET 2
にはワイヤレス機能はありませんが「スマホやiPhoneと端子接続」をすることでスマホに保存、観る、SNSへのアップなども簡単に行うことができます。
ワイヤレス機能付きなら3軸ジンバルを置いて離れた場所から遠隔操作もできるので、そのような操作をしたいなら迷わずWi-Fi機能付きを選びましょう。
3軸ジンバルカメラの4K高画質
何かと話題の4Kカメラ。
自宅に4K対応の液晶テレビがあるなら高解像度の動画が保存できる3軸ジンバルカメラは解像度4Kがおすすめです。
ぶれない動画が簡単に撮れるジンバルカメラだからこそキレイな映像を撮りたい。スムーズで滑らかな4K動画を大画面のテレビで観るのは感動ものです。
ただしmicroHDMI端子でテレビに接続する場合、microHDMIに対応しているか確認しましょう。
高解像度カメラで比較対象となるのがゴープロ、ジンバルと悩んでいる方はこちらも記事「GoPro HEROシリーズ比較+MAXも違いが簡単に分る」をご参考に。
3軸ジンバルカメラの標準レンズと広角レンズ
レンズにはいろいろな画角があります。
90度くらいが標準と考えた場合、80度のカメラレンズでは撮れる範囲は狭く、110度なら画角が広く広範囲のワイドな撮影ができます。
どちらがいいと言うことはありません。
画角は被写体を撮りたい場面や状況、撮る人の好みの問題になるので、より広い場面を動画に収めたい方は広角レンズのカメラを選ぶ。
逆に近接した動画や写真を撮りたい方は標準より画角が狭いカメラレンズがおすすめです。
DJI Pocket2のようにオプションで広角レンズが用意されている機種もあります。
また社外から販売される広角レンズもあるので、必要に応じて購入することで、標準レンズでの撮影も、広角レンズの撮影も楽しむことができます。
機種別に画角を再確認してみましょう。
このようにメーカーや機種によって画角は大きく違うので、好みの画角で撮れる機種を選ぶか、純正や社外品の広角レンズを選びましょう。
THINKWARE SNAP Gはワイド133.9°の画角以外にもリニア、ナローの3つの画角に簡単に本体操作で変更ができます。
小型3軸ジンバル カメラおすすめ!5社人気モデル徹底比較のまとめ
この記事ではジンバルカメラの人気モデルのおすすめや比較を紹介しました。
3軸ジンバルカメラで撮影するとテレビで観る映像のようにブレのないキレイな動画映像を記録することができます。
スマートフォンや一般的なカメラを手に持って大きな動き
・歩きながらの撮影
・小走りでの撮影
をすると撮った動画を確認したら
・ブレる
・がたがた
・ぐらぐら
な映像が撮れてしまい「ガッカリとした」経験をされた人も多いと思います。
そんなカメラ撮影が誰でも簡単に手軽に「ぶれない動画が撮れる」のがカメラ付きジンバルです。
3軸ジンバルカメラは小型で持ち運び、持ち歩きに優れているのでVLOG撮影、普段使いや旅行での撮影にもおすすめ。
現在はジンバルカメラは人気メーカーから2世代目・3世代目と発売されています。これからも後継機種が発売されていくと思います。
また今までジンバルカメラに参入していなかったメーカーも販売する可能性もあります。
これからも目が離せない新ジャンルのカメラ。
ジンバルカメラを使ったことがない方は軽くてコンパクトな筐体とスムーズな映像が撮れるジンバル性能に驚くでしょう。
大切な家族と過ごす時間、可愛いペットの動画などついついたくさん撮りたくなります。
コンパクトサイズの3軸ジンバルカメラならちょっとしたお出掛けの時も、旅行へ行くときもバッグに入れておくだけです。
この記事では3軸ジンバルのカメラ付を紹介してきましたが
・スマホ
・iPhone
を取り付けて使いたい方はにはiPhone・スマホ用3軸ジンバルのカメラなしもおすすめです。
ジンバルを使って思い出写真や動画をたくさん撮りましょう。