高コスパで人気のSOUNDPEATSから耳に優しいオープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンの第2世代目GoFree2が発売されました。
LDACコーデックやマルチポイントにも対応。
耳を塞がない新しい視点のワイヤレスイヤホンSOUNDPEATS GoFree2は快適な装着感。着けているのを忘れてしまう軽さ。
オープンイヤー型イヤホンだけに音質は良くない印象を受けてしますが実際にはどうなのか、着け心地やデザイン、音質レビューをお届け。
本記事はSOUNDPEATS様より製品の提供をしていただき作成しております。レビュー内容は提供に関係なく僕が使用した正直な使用感等を記載しています。
SOUNDPEATS GoFree2 特徴
耳を塞がない耳掛け式オープンイヤー型は従来のイヤホンで
・耳への異物感が苦手だ
・耳が痛くなる
・耳が痒くなる
そんな人におすすめのイヤホンです。
カナル型イヤホンでは、耳穴を完全にふさいで密閉性が良く没入感に優れていますが、外音が聞きとりずらく話しかけられても気付かないデメリットがあります。
SOUNDPEATS GoFree2は快適な着け心地と周囲の音も取り入れながら音楽を楽しめるワイヤレスイヤホン。
ハイレゾやマルチポイントを搭載しながらも8千円以下で購入できる価格帯で高コスパ。
SOUNDPEATS GoFree2 スペック・仕様
製品名 | SOUNDPEATS GoFree2 |
発売日 | 2023年11月22日 |
サイズ | 84.4×65.3×28.9mm (ケース込み) |
重量 | 約9g(イヤホン片側) 約71g(充電ケース+イヤホン両側) |
Bluetooth規格 | Bluetooth 5.3 |
プロファイル | A2DP 1.3 / AVRCP 1.6 / HFP 1.7 / SPP 1.2 / GATT |
コーデック | AAC / SBC / LDAC |
防水性能 | IPX5 |
最大再生時間 | 約9時間 約35時間 (充電ケース併用) |
充電時間 | 1.5時間 |
充電ポート | Type - C |
いつもよのうに開封からレビューをお届けしていきます。
箱を開けるとイヤホンのケースが中央に入っていました。
箱から全てだしてみたのがこちちら。
外観デザイン
オープンイヤー型イヤホンを収納する充電ケースはカナル型イヤホンとは違い平べったいデザイン。
ケースの表面の手触り感は「ザラザラ」しています。充電ケースに関しては高級感もチープ感もなくと言った感じ。
カラーはマットブラック。
蓋を開けるとイヤホン本体が入っています。
デザインはシンプルながらシルバーのタッチ部分(Sマーク)と先端のシルバーがアクセントとなり綺麗な印象を受けます。
全体的な質感が高い。
オープンイヤー型イヤホンは、カナル型イヤホンのようにケースからの出し入れがしずらいということがなく、非常にスムーズに出し入れができます。
イヤホンをケースから出してみました。
ケースには充電用の端子が各2つあります。
GoFree2の表側、裏側をチェックしていきます。
表側を拡大してみました。
サウンドピーツの「S」マークがカッコイイですね。シルバーがアクセントになってシンプルでどんなファッションにも合うデザインです。
裏側にはスピーカーと充電用の端子があります。
横に見えるのが通話マイク。
SOUNDPEATS GoFree2の装着感
GoFree2の着け心地をレビューしていきます。
初めて耳に装着したときは「これ落ちるんじゃない」というのが僕の装着時の第一印象でした。
耳に掛けるだけなので締め付け感もホールド感もなく緩いといった感じです。
下を向くと落ちる?とさえ思う感覚でしたが、これが不思議と全く外れないどころかズレることもなく数分もすれば着けていることを忘れるほど耳になじんでしまいます。
イヤホンの形状や先端のシルバーの部分など計算されつくして設計されたんだと思います。
最初はイヤホンを着けているのを感じますが、時間が経つと装着しているのを忘れてしまう軽さです。
いやこれがマジで忘れてしまうんです。
僕は実際にGoFree2を着けて音楽を聴き終わったあと、イヤホンを着けているのを忘れてしまい、お風呂に入ろうと上着を脱いだ時にイヤホンが落下、イヤホンをしてたことに気付きました。
忘れるほどイヤホンが軽くて快適な着け心地ということです。
いや大げさではなく忘れる装着感は最高の一言につきる。
メガネとの相性
ちなみにメガネを掛けていても全く問題なく装着できます。
メガネのテンプル形状によってちょっとフィット感がイマイチとなったときはイヤホンを着けてからメガネを掛ければ問題なし。
耳の形状はひとそれぞれなので人によっては装着感に違いを感じるかもしれません。
重量はイヤホンを充電ケースに収納した状態で実計は「73.3g」でした。
メーカー公表値は「71g」
GoFree2の重量はイヤホン両側で17.4g。
片側になると実計で約8.7g、メーカー公表が約9gと非常に軽く、耳に装着しても重さをほとんど感じません。
カナル型のように耳穴に入れないので、耳に掛けるオープンイヤー型は重量を感じにくいのが特徴です。
SOUNDPEATS アプリ
Soundpeatsアプリでは3つのイコライザーやマルチポイント等の設定ができます。
アダプティブイコライザー
聴力を測定して、22の音量db、周波数Hzを測定した結果をAIが分析しあなたに最適なサウンド(音響効果)で楽しむことができます。
テストは静かな場所で行います。スマホの音量をMAXにしてアプリの案内に従って進めるだけで完了。
所要時間は約3分。
テストが完了するとあなたオリジナルの「テストレポート」が作成されます。
「スタート」をタップすると「決定」が表示されるのでタップして完了。
設定後、アダプティブイコライザーをONにしておくことであなたに最適な音域で音楽を楽しむことができます。
プリセットイコライザー
2つ目のイコライザーはプリセット。
あらかじめプリセットされた9つのイコライザー(EQ)なら音楽に合わせてタップするだけで設定が完了します。
初心者の人でも手軽に高サウンドを楽しむことができます。
カスタマイズイコライザー
3つ目はプリセットイコライザーでは物足りない人向けにカスタマイズ(EQ)イコライザー機能を搭載。
自分好みのサウンドにイコライジングすることもできます。プリセットでは満足できない上級者の人におすすめのカスタマイズ機能です。
SOUNDPEATS GoFree2 を使ってみた
ペアリング
ペアリングはスマホのBluetooth接続をON→充電ケースの蓋を開く→「SOUNDPEATS GoFree2」がスマホに表示されたらタップ。
「接続済み」になればペアリングが完了します。
ペアリングは簡単だよ
Bluetoothのバージョンは5.3で安定した接続が可能。
マルチポイント
GoFree2は2台の端末に同時接続することができます。
スマホで音楽を聴く、パソコンでYouTubeやNetFlix等の動画の視聴を楽しむ、そんな人にマルチポイント接続はおすすめです。
面倒なBluetoothの切り替えが不要、自動で再生している端末に接続します。
操作性
イヤホンの音量上げ下げ、電話に出るときなどタッチ操作に対応。
イヤホンのシルバー「S」マーク部分に左右にタッチ機能を搭載しています。
操作方法を一覧表にまとめてみました。
再生/一時停止 | (L/R)2回タップ |
音量+ | (R)を1回タップ |
音量- | (L)を1回タップ |
曲送り | (R)を約1.5秒ほど長押し |
曲戻し | (L)を約1.5秒ほど長押し |
電話を受ける/切る | (L/R)着信時に2回タップ |
受信拒否 | (L/R)約1.5秒ほど長押し |
通話切替 | (L/R)通話中に約1.5秒ほど長押し |
手動でペアリング | (L/R)約6秒ほど長押し |
音声アシスタント機能を起動 | (R)3回連続でタップ |
ゲームモードオン/オフ | (L)3回連続でタップ |
※(L/R)はどちらをタップしてもOK。
タッチで多くの操作ができますが、よく使う操作のみ覚えておけばOKです。
よく使う操作は
・再生 / 一時停止
・音量 +/-
・曲送り / 曲戻し
・電話を受ける / 切る
これだけの操作を覚えておけば困ることはありません。
タッチは誤動作を起こすこともなく感度は良好です。
音質
耳を塞がないオープンイヤーイヤホンなので音質は期待はしていませんでしたが「僕の予想を裏切る音質」でした。
耳に密着しないイヤホンとしては高音質に仕上がっています。
耳穴から少し空間がある状態でスピーカーからバランスのよい音質になるチューニングがされているのだと感じました。
ただ低音はやや弱く中高音が強調されていますが、耳を塞がないイヤホンなので音漏れにも配慮し、あえて中高音が強めなクリアなサウンドに寄せた印象を受けました。
GoFree2の用途は音楽に没入すると言ったイヤホンではなく「ながらイヤホン」として優秀なワイヤレスイヤホン。
例えば
・散歩をしながら
・ランニングをしながら
・家事をしながら
・作業をしながら
周りの音も聞き逃さず着けているのを忘れる快適さで「自由に」音楽が楽しめるイヤホンです。
オープンイヤーイヤホンとしての音質評価をしています。
注意したいのはカナル型やインナーイヤー型に比べたら、耳を塞がないオープンイヤー型のイヤホンは音質は劣ります。
※(SOUNDPEATS イヤホン比較)
オープンイヤー型イヤホンながら16.2mm径ダイナミック型ドライバーを搭載しクリアな音質を提供します。
音漏れ
耳穴に入れないイヤホンは音漏れが心配という人も多いはず。
イヤホンで音楽を聴くシーンはいろいろとありますが、公共の場や静かなところでは音漏れが気になります。
実際に装着してもらい隣に座って確認しましたが、中程度の音量なら公共の場でも気にせず音楽を聴くことができます。
オープンイヤーイヤホンはもっと音漏れするのかと思っていましたが、意外と気にすることなく音楽を楽しむことができます。
SOUNDPEATS GoFree2がおすすめな人
オープンイヤー型としては音質がよく、音楽も楽しみつつ周囲の環境音や会話を聞き取れるイヤホンです。
GoFree2の一押しポイントは装着感と音質です。
快適すぎる心地よさ、下を向いても顔を左右に振っても外れないのに優しい装着感。耳を塞がないオープンイヤーイヤホンなのにそこそこ音質がいい。
何かをしながら音楽も楽しみたい人におすすめだよ
SOUNDPEATS GoFree2 レビュー!まとめ
SOUNDPEATS GoFree2 レビューをお届けしました。
いつもながらサウンドピーツの製品に触れて実際に使うとその品質の良さや音質に見合わない価格設定には驚かされます。
他社のオープンイヤー完全ワイヤレスイヤホンは1~2万円台の価格設定が多い中、GoFree2はLDACに対応、マルチポイント機能も搭載しながらアンダー8千円。
今回使ったGoFree2も例外なく高品質で「カナル型」にはないメリットが盛りだくさんで買いのオープンイヤーイヤホンです。
僕はイヤホンと言えばいつもカナル型でSOUNDPEATSのイヤホンでは超高音質の「Opera 05 / 03」、アンダー1万円で3万円クラスの音質に迫る「Engine4」を使っています。
いや~装着してる感がないイヤホンはマジでいいよ
今回初めてオープンイヤー型イヤホンを使ってみましたが、ゆっくりと音楽に没入するといったシーン以外では、このGoFree2が活躍する場面が増えそうです。
ながら音楽を楽しむにはベストアイテムでとにかくイヤホンを着けている感覚がない軽さと着け心地が最高です。
まだオープンイヤー型イヤホンを使ったことがない人「ながら音楽」を快適に楽しみたい人はコスパ最強のSOUNDPEATS GoFree2がおすすめです。