GoProの中古を買おうかと悩む初心者のあなた。ぜひ本記事を読んでGoProの型落ち新品を検討してみて下さい。
GoProは公式サイトでは最新機種が販売されても値下げされて2世代前の機種まで通常販売されています。
もちろん価格も世代が古くなるほど安くなります。
現在GoProは2023年発売のHERO 12が最新モデルです。
本記事ではGoProの型落ちおすすめについてどの機種を選べばいいのか選び方と世代別機能の違いについて解説しているので購入の参考にしてみて下さい。
GoPro 型落ち性能の違い比較
GoProの違い現行HERO 12を含め比較表にまとめてみました。
機種 | GoPro 12 | GoPro 11 | GoPro 10 | GoPro 9 |
発売 | 2023年9月 | 2022年9月 | 2021年9月 | 2020年9月 |
価格 | 62,800円 | 54,800円 | 42,800円 | 39,800円 |
公式 | ✅販売中 | ✅販売中 | ✅販売中 | ✖終売 |
システム | GP2 | GP2 | GP2 | GP1 |
モニター | カラーデュアル R2.27 F1.4 | カラーデュアル R2.27 F1.4 | カラーデュアル R2.27 F1.4 | カラーデュアル R2.27 F1.4 |
動画 | 5.3K/60FPS 4K/120FPS | 5.3K/60FPS 4K/120FPS | 5.3K/60FPS 4K/120FPS | 5K/30FPS 4K/60FPS |
静止画 | 27.13MP | 27.13MP | 23.25MP | 20MP |
HDRビデオ | ✅ | ✖ | ✖ | ✖ |
センサー | 1/1.9インチ | 1/1.9インチ | 1/2.3インチ | 1/2.3インチ |
水平ロック | 360度回転 | 360度回転 | ✖ | ✖ |
水平維持 | 最大27度 | 最大27度 | 27~45度 | 27~45度 |
bit深度 | 10bitカラー | 10bitカラー | 8bitカラー | 8bitカラー |
エフェクト | ✅ | ✅ | ✖ | ✖ |
重量 | 154g | 154g | 154g | 158g |
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進化点はグリーンとイエローおよび✅チェックを入れています。
HERO 9から革新的な大きな進化がないので初心者の人なら正直HERO 9でも十分と言える機能が満載です。
GoPro HERO 10に搭載されたGP2システムプロセッサー(エンジン)によりレスポンス、モニターのタッチ感度が大きく向上しているのでレスポンスを求めるならHERO 10以降が狙い目。
完成度で言えば最新のHERO12と性能面で遜色のないHERO 11。
GoPro 型落ちの進化と選び方
ここでは歴代GoPro HERO9以降10 / 11 / 12の主な進化点について簡単に説明していきます。
HERO9 Black
GoProの大きな変化点は自撮りもできるカラーデュアル液晶がHERO 9に搭載されました。これで一気にGoProが使いやすくなり当時(2020年9月)は衝撃的な進化でした。
HERO 8よりもサイズが大きく重量も重くなったHERO 9。
HERO 9以降はサイズ、重量に関しては大きな見た目のデザインや進化がありません。Goproが初めての人は外観を見ても本体サイドの数字でしか見分けが付きません。
重量がHERO 9だけ158gと4g重いだけ。
サイズは全く同じです。
機種 | サイズ | 重量 |
GoPro 12 | 幅71.8 x 高さ50.8 x 奥行き33.6 (mm) | 154g |
GoPro 11 | 幅71.8 x 高さ50.8 x 奥行き33.6 (mm) | 154g |
GoPro 10 | 幅71.8 x 高さ50.8 x 奥行き33.6 (mm) | 154g |
GoPro 9 | 幅71.8 x 高さ50.8 x 奥行き33.6 (mm) | 158g |
HERO9 Blackは公式ホームページのラインナップから削除され現在は終売。
HERO10 Black
HERO 10になっても外観のデザインやサイズは同じで目新しさは全くありません。サイドの表記が「10 BLACK」となったのみ。
HERO 10では内部に大きな進化点がありました。
システムプロセッサーがGP1からGP2へと進化してGoProの起動速度、画面のタッチ感度、レスポンスが大きく向上しました。
動画では解像度とフレームレートが5K / 30fps→5.3K / 60fpsとより鮮明で滑らかな動きの動画が記録できるようになりました。
画質と起動性能が飛躍的にアップしたのがHERO 10だね
GP2によるレスポンスはともかく画質5K / 30fps→5.3K / 60fpsはよほど気にする人でない限り大きな違いは実感できません。
HERO11 Black
GoPro HERO 11も外観デザインやサイズは同じ。サイドの表記が「11 BLACK」となったのみ。
GoPro HERO 11ではセンサーサイズが1/2.3インチ→1/1.9へと大型化され暗所での撮影性能が向上しました。
またbit深度が8bit→10bitとなり色表現が飛躍的に向上しました。水平ロックが360度回転に対応したのもHERO 11からです。
HERO 11は低照度撮影性能の向上、色表現については大きく進化しています。
ただ初心者~中級者の人ではノイズ低減による夜間撮影がよくなっているのには即実感できますが、色表現については比較しないと分からない程度です。
さらに新たに3つのエフェクト撮影
・スタートレイル
・ライトペインティング
・ライトトレイル
が追加され、手軽にエフェクト撮影が楽しめるようになりました。
このエフェクト機能については新機能なので手軽に楽しみたい人はHERO 11以降を購入しましょう。
HERO12 Black
そして最新のHERO 12では外観のサイズや重量に変化はありませんが、斑点模様のようなカラーで登場しました。
これが外観デザインで唯一違う点。
僕がブラックがいいけど、ここは好みの問題だね。
HERO 12の性能面ではHDRビデオ機能がBluetoothオーディオ機能が追加されました。
こうやって歴代のGoPro HERO 9以降からの進化を見ると外観デザインには変化がありませんが性能面では少しずつ進化をしてきました。
この性能の進化点、どこまでの機能が必要なのか価格も含めてあなたにベストなGoPro選びを検討しましょう。
GoPro 型落ちのおすすめはどれ
GoProを初めて使う人なら正直HERO9 Blackでも問題なく使うことができるし、性能面でも見劣りしません。
ただHERO9は終売となってしまいましたので現行モデルの型落ちならHERO10から購入ができます。
ここでは性能や価格を含めたGajemono編集部独自がお送りするGoPro型落ち「おすすめ度」を紹介していきます。
性能の違い早見表
ぱっと見て違いが分かる性能の違い一覧表です。大きな点だけを抜粋していますので参考程度に確認してみて下さい。
HERO 9|価格が安い在庫限りの狙い目GoPro
2020年に発売された3世代前のHERO 9は公式HPから外れた終売モデルですがAmazonや楽天で在庫品が3,8000円前後で購入できるので安くGoProを手に入れたい人におすすめです。
防水性能10mなど基本性能は同じです。
HERO 10以降はプロセッサーがGP2になり全てのレスポンス、起動速度やタッチ感度が向上していますが、HERO 10を使ったことがない人には比較しない限り違いが分かりません。
電源を入れた時の起動速度、モニターのタッチ感度、操作時の遅延が気になる人、遅い動きはストレスだ、嫌だと言う人は「HERO 10」以降がおすすめです。
スマホのようなサクサクな動きは期待したらだめだよ
機種 | GoPro HERO 9 |
おすすめ度 | (3.5 / 5.0) |
価格 | 3,8000円前後 |
システム | GP1 |
センサー | 1/2.3インチ |
動画 | 5K/30FPS 4K/60FPS |
bit深度 | 8bit |
HERO 10|GP2エンジンを搭載したハイパフォーマンス
2021年9月に発売された2世代前のHERO 10にはGP2エンジンが搭載され、HERO 9よりも格段に起動速度、モニターのタッチ感度などストレスのない動きへと進化しました。
またHERO 10で動画が5.3Kと高解像度になり、フレームレートも60fpsとより滑らかな映像を記録出来るようになりました。これは現行HERO 12も同じ。
現行のHERO 12よりも2万円、1世代前のHERO 11よりも1万2千円も安く購入できるのは魅力です。安い分アクセサリーを買い足すのもおすすめの買い方です。
機種 | GoPro HERO 10 |
おすすめ度 | (4.5 / 5.0) |
価格 | 42,800円 |
システム | GP2 |
センサー | 1/2.3インチ |
動画 | 5.3K/60FPS 4K/120FPS |
bit深度 | 8bit |
HERO 11|現行最新モデルと遜色のない高性能
2022年9月に発売された1世代前のHERO 11は、僕も使っていますがこれがあればHERO 12への買い替えは必要ありません。
僕個人の意見だけどね
HERO 11はセンサーサイズが全モデルの1/2.3インチ→1/1.9インチとサイズが大きくなりより多くの光を取り込めることで夜間の撮影性能が大きく向上しています。
またbit深度が8bit→10bitに向上。これって結構な差がでる点で8bitの色の組み合わせが約1677万通りに対して10bitは・約10億7374万と再現可能な色表現が大きく向上しています。
HERO 12との価格差は8,000円です。
- GoPro HERO 11の機能bit深度や360度水平ロック機能など実機レビューで詳細が確認できます。
機種 | GoPro HERO 11 |
おすすめ度 | (4.0 / 5.0) |
価格 | 54,800円 |
システム | GP2 |
センサー | 1/1.9インチ |
動画 | 5.3K/60FPS 4K/120FPS |
bit深度 | 10bit |
HERO 12|最新モデルがいい人はこれ一択
2023年9月に発売された最新のHERO 12はなんでも新しいのがいいよという人におすすすめです。
HERO 11とほとんど性能は同じです。
HERO11を持っていますが気になるのでHERO12も買ってみましたが初心者目線で見ると正直、HERO11で十分だと感じました。
新たな機能としてHDRビデオ機能が搭載されました。
GoPro 12のHDR動画は、高ダイナミックレンジ(High Dynamic Range)を活用した映像を撮影します。これにより明るい部分と暗い部分の詳細が同時に捉えられ、よりリアルな映像が得られる機能。
この機能が必要か、必要でないかで選ぶのも1つです。
夜の撮影をするならGoPro12がおすすめです。ただしGoProは夜間撮影性能はノイズやブレが出やすいので綺麗な夜間撮影には不向きです。
夜間撮影に向いているアクションカメラなら暗所性能に強いInsta360 Ace Proがおすすめです。
機種 | GoPro HERO 12 |
おすすめ度 | (4.0 / 5.0) |
価格 | 62,800円 |
システム | GP2 |
センサー | 1/1.9インチ |
動画 | 5.3K/60FPS 4K/120FPS |
bit深度 | 10bit |
中古のGoProはどうなの?
僕的には中古品はおすすめしません。
なぜならHERO 9以降はフリマサイトでもそこそこ高額で取引されているので、新品の型落ちをおすすめします。
中古品は保証もなく、HERO9なら発売から3年経過、HERO10は2年経過しており使用頻度もどのように使われていたかも分からないためかえって割高感があります。
特別安く買えるのであればメリットはありますが、そうでなければ保証のあるショップで買った方が新品の満足度など多くのメリットがあります。
カメラ初心者の人は特に新品がおすすめだよ
数万円出して中古を買ってすぐに壊れた・・・なんて最悪ですからね。
中古よりも!GoProは型落ちがおすすめ!初心者必見選び方を解説!のまとめ
GoProを選ぶポイントは搭載される機能をどこまで使うのかという点です。
僕もGoProを使って撮影をしますが使わない機能も多くあります。
より多くの機能を搭載した新しい機種ほど魅力がありますが。使わない機能のために多くの費用をかけるのも無駄です。
価値観や使い方は人ぞれぞれなので「これ」という決められた選択肢はありませんが、少しでもGoProを安く手に入れたい人には型落ちで十分です。
1万、2万安く購入できればその分アクセサリーや予備バッテリーなど他のモノへの購入資金にもできます。
あなたに合ったピッタリのGoProを選んで海や川、モータースポーツなど過酷な環境での撮影を楽しんで下さい。
GoProもいいけど他のアクションカメラも気になる人はGoProの代替2選の記事がおすすめです。