今回は高コスパで人気のBluetoothスピーカーAnker Soundcore 3 (サウンドコア 3)を購入したのでレビューをしていきます。
このスピーカー片手で持てるコンパクトサイズなのに音質がヤバいやつ。Soundcore アプリのイコライザーでの設定やパッシブラジエータ搭載で重低音が響くサウンドで音楽も映画も迫力満点。
音質だけじゃないのがSoundcore 3のすごいところ。
お風呂や屋外でも音楽を聴きたい、YouTubeや映画を観たい人には嬉しい「IPX7規格」の防水性能。
前世代のSoundcore 2では「micro USBポート」が残念過ぎましたが、Soundcore 3ではしっかりと改善されて「USB-Cポート」になって登場。
充電ケーブルはUSB-C & USB-Cで統一したいからここはポイントが大きいですね。
そんなAnker Soundcore 3 を前世代のSoundcore 2 (改良版)との比較も取り入れて進化点もレビューしていきます。
- 他のAnkerスピーカーが気になる人は比較記事も参考にしてみて下さいね。
Anker Soundcore 3(サウンドコア 3) のスペック
僕は2023年1月にブラックを購入しました。まず最初にSoundcore 3の仕様を紹介していきます。
製品名 | Anker Soundcore 3 |
オーディオ出力 | 16W (8W × 2) |
通信規格 | Bluetooth 5 |
連続再生可能時間 | 最大24時間 |
防水規格 | IPX7 |
ポート | USB-Type-C |
充電ケーブル | USB-C & USB-A |
サイズ | 約175×57×59mm |
重量 | 500g |
パッケージ内容 | Anker Soundcore 3、 USB-C & USB-A ケーブル、リストストラップ、 クイックスタートガイド、安全マニュアル、18ヶ月保証 + 6ヶ月 (Anker会員登録後) |
カラーバリエーション
Soundcore 3のカラーバリエーションは4色です。
僕は黒ものガジェットが好きなのでブラックを購入しましたが、4色あると自分好みのカラーが選べるのがいいですね。
Anker Soundcore 3 の開封レビュー
Soundcore 3 Bluetoothスピーカーの開封をしていきます。パッケージの表側には防水規格IPX7と再生可能時間24H Playtimeの表示がされています。
パッケージの裏面には仕様等が記載されています。
箱を開けてみました。
箱からすべて出してパッケージ内容を確認してみました。
同梱品は以下の5点です。
・Soundcore 3 本体
・USB-C & USB-A ケーブル
・リストストラップ
・クイックスタートガイド
・安全マニュアル
細かいことをいうとちょっと残念なのがUSB-C & USB-A ケーブルですね。
Soundcore 3はUSB-Cポートを搭載してくれましたが、ケーブル1本化、充電器も1つで統一したい僕には残念ポイントです。
まぁ他に持っているUSB-C & USB-Cの充電ケーブルを使えばいいだけですけどね。
ガジェットを購入するたびに同梱の充電ケーブルが増えていくけど結局使うのは1~2本程度なんだよね。使わないケーブルがありすぎて・・・。
Anker Soundcore 2・3の違いを比較
Soundcore 3のデザインや機能を見る前に前世代の「Soundcore 2 改良版」と「Soundcore 3」の違いを比較をして進化点を確認してみましょう。
実勢価格 | 6,990円 | 5,990円 |
カラー | ブラック / レッド / ネイビー / グレー | ブラック / ブルー / レッド / ネイビー |
サイズ | 約175×57×59mm | 約168×47×56mm |
重量 | 500g | 414g |
オーディオ出力 | 16W | 12W |
AUXポート | ✅ | |
ワイヤレスステレオペアリング機能 | ✅ | |
Soundcore アプリ | ✅ | |
イコライザー設定 | ✅ | |
PatyCast機能 | ✅ |
サイズはSoundcore 3の方が一回り大きくなっていますが片手で持てるサイズなので気になりません。
重量は持ち運びを考えると少し重くなったのは残念です。でもそれほど気になりませんが。
Soundcore 3ではAUXポートがなくなっているのでAUXポートを使うよという人は注意してください。あとステレオペアリングにも対応していないので2台以上をペアリングして使いたい人はここも注意です。
僕は
・AUXポート不要
・1台で使うのでステレオペアリング非対応OK
どちらも使わないので問題ありません。
Soundcore 3は重低音を強化
音質に関してはアップグレードされたチタニウムドライバーの採用やデュアルパッシブラジエーター搭載により音の再現性や低音の強化がされています。
Soundcore 2では最大12W(6W×2)だったドライバーが最大16W(8W×2)でより迫力のあるサウンドを実現しています。
いやいやほんとこのサイズで重低音なかなかすごいよ。
イコライザー設定
Soundcore 3は「Soundcore アプリ」に対応し、イコライザーの設定ができるようになったことで自分好みの低音域→中音域→高音域を設定できるようになりました。
Soundcore 2では非対応だったので「Soundcore アプリ」対応はこのスピーカーの最大の魅力です。
あとで「Soundcore アプリ」の使い方で詳しく解説しているので最後まで見てね。
Soundcore 3にはPatyCast機能が搭載された
Soundcore 2ではスピーカーの同時ペアリングは2台まででしたが、Soundcore 3はPatyCast機能を搭載し最大100台までの同時ペアリングが可能になりました。
ただしSoundcore 2では2台のペアリング時にワイヤレスステレオサウンド(左右LRに分かれて音が出る仕様)で再生できましたが、Soundcore 3はペアリング時はステレオ再生はできません。(LRにわかれて音が出ません、複数台すべて同じ音での再生)
僕的には2台ペアリングのステレオ再生の方がよかったなぁ。
本体デザイン・機能と使い方
Anker Soundcore 3は片手で持てるコンパクトな横長のスピーカーで本体の左右にスピーカーが搭載されています。
本体の中央下部に「 Soundcore 」のロゴマーク、内側の中央には「d」マーク。
横長の本体に細かな編目のメッシュグリル、奥に見えるのがスピーカです。スピーカー8Wが左右に配置され最大16Wの出力となっています。
soundcore独自の技術BassUpテクノロジーで低音を強化、さらにパッシブラジエータが搭載されています。
背面には「soundcore」マークがあります。
背面中央は特殊な形状していますがここにもパッシブラジエータを搭載、前後によるデュアルパッシブラジエータでより深みのある低音域を実現しています。
パッシブラジエータはSoundcore 3のように小型の筐体でも低音が響くサウンドを楽しめるように「一定の周波数で共振」させ、低音域の増幅と補強により小型スピーカーでも高音質で迫力のある重低音を出せる仕組みです。
上部には各操作ボタンが配置されています。
左側から
- 電源ボタン
- 音量(-)
- マルチ機能ボタン
- 音量(+)
- Bluetooth接続ボタン
マルチ機能ボタンは押す回数によってさまざまな機能に対応しています。操作方法は以下
- 1回押す(再生/一時停止)
- 2回押す(進む)
- 3回押す(戻る)
- 1回押す(着信対応・通話終了)
- 2秒長押し(着信拒否)
- 2秒長押し(音声アシスタント起動)Alexa,Siriなど
本体の右側横にはUSB-Cポートを搭載。
IPX7の防水規格ですが「前世代soundcore 2」には付いていた防水キャップは装備されていません。
まぁ充電する時にキャップがあると面倒だからない方がいいんですけどね。
本体の左側にはストラップホール。
外へ持ち運ぶことを考えたスピーカーならではの装備となっています。
軽量持ち運べるスピーカー
重量はメーカー公表値が500g、デジタルスケールで計量しましたが504.1gでした。個体差による誤差程度ですね。
初めてこのスピーカーを持った時の手触りの良さと質感には感動します。ラバー素材のようなさらさらの外装は最高に心地いいです。
Ankerの製品はほんとデザインや品質がいいです。
僕のSoundcore 3の配置場所はパソコンのモニター前です。AmazonプライムビデオやYouTubeを観るときに超便利。
迫力のある音質で映画が最高です。
持ち運びもできて据え置きスタイルで置いてもカッコいいスピーカー。
LEDライトの色と意味
LEDインジケーターは本体上部の左右に1つづつ内臓されています。
LEDカラー | 電源ボタン側 バッテリーインジケーター | Bluetoothボタン側 Bluetoothインジケーター |
赤色LED | 充電中 | |
白LED | 電源ON | |
青LED | Bluetooth接続 | |
白色点滅 | ペアリング中 |
USB-Cポートに充電ケーブル(USB-C & USB-A)もしくは(USB-C & USB-C)を接続して充電を開始すると赤色LEDが点灯します。
充電が完了すると白色LEDが点灯します。
充電器は付属しませんので別途必要です。
防水性能はIPX7防水規格
お風呂でも使えるIPX7防水規格、キャンプや屋外活動で突然の雨の中でも使えるのであらゆる場面に持ち運べるコンパクトスピーカーです。
- 「水に浸しても影響がないように保護」となっており最長30分間で1mの水深まで沈めても操作可能な規格です。
とは言っても直接水に沈める勇気はありません。
少々の水しぶきがかかるようなお風呂やキッチン周辺、川辺でのキャンプで気を使うことなく使えるスピーカーです。
リストストラップ
屋外へ持ち出すときに手持ちをするときに使いたい「リストストラップ」。
外出時にスピーカーを持ち運びする時はリストストラップの取り付けをおすすめします。
ストラップというより紐的な感じなので、好みのストラップを購入して取り付けてみてもいいかもですね。
ストラップホールに通すだけですが、リストストラップが太めなので通しずらいです。ここまで入っても頭が出ないのでつまようじなどを使って出してあげましょう。
取付完了。これでお出かけ時にスピーカーを持つときも、キャンプなどアウトドアで使う時も安心ですね。
- 屋外でSoundcore 3を使う時にバッテリー残量が気になるときはAnkerのモバイルバッテリーがおすすめです。
soundcoreアプリの使い方
「soundcoreアプリ」1つでいくつものAnker製品の管理や設定ができます。
サウンドコアシリーズの
・Bluetoothスピーカー
・ワイヤレスヘッドホン
・ワイヤレスイヤホン
の機器登録をするだけで使うことができます。
僕はAnker製品がお気に入りなのでワイヤレスヘッドホン、ワイヤレスイヤホンも購入し製品登録をしています。
イコライザーをカスタマイズで重低音
Soundcore 3の進化点の1つ「soundcoreアプリ」が使えるようになったので音のカスタマイズができるようになったのがポイントです。
Soundcore 2はイコライザー設定ができなかったためデフォルト音源のみで物足りなさがありましたが、Soundcore 3はプリセットのイコライザー
・デフォルト
・ボイス
・トレブルブースト
・バランス
この4つのパターンから選ぶことができます。これによりデフォルトには出せなかった音質で飛躍的にサウンドがよくなっています。
さらにイコライザーを自分だけのオリジナル音源にカスタムもできます。カスタムした内容を何パターンか作成して保存しておくこともできます。
イコライザーは指でアップダウンさせるだけで簡単だよ。
イコライザーが使えるメリットは大きいですね。
デフォルトでは音質がイマイチですが、イコライザー設定をすることで全く別物のスピーカー音質でサウンドを楽しむことができます。
イコライザーの設定と前後に搭載された「デュアルパッシブラジエーター」効果で小型サイズでも迫力の「重低音」が響きます。
ファームウェアバージョン確認や更新ができる
アプリからファームウェアのバージョン確認をができます。
最新でない場合や、新バージョンが発表されたらアプリからファームウェアの更新も簡単です。
電源自動オフ機能
「Soundcore 3」はオートパワーオフ機能を搭載しているのでアプリから
・5分
・10分
・30分
・60分
4つの時間から選択して設定ができます。一定時間使わないと自動で電源がオフになる嬉しい機能。デフォルトでは30分に設定されています。
Anker Soundcore 3 レビュー!重低音が響く高音質スピーカーのまとめ
コンパクトでも重低音が響くAnker Soundcore 3のレビューをしました。
このサイズで考えると十分な重低音で満足度の高い防水スピーカーです。
購入時の注意ポイント、特に「Soundcore 2」から乗り換える人は要注意です。
上記を除けば満足度の高いスピーカーです。
・AUV端子は使わないからいらないよ。
・1台のみで使うからペアリング時はステレオ再生非対応は気にならない
という人におすすめです。
僕はペアリングすることはなく、Bluetooth接続のみなので満足です。
持ち運び性がよい小型スピーカーですが、自宅のみで使う場合でもリビングからお風呂へ、寝る前に音楽を聴きたいときは寝室へ。
とにかく屋内でも屋外でも手軽に使いたおせるBluetoothスピーカーです。
他のAnker Bluetoothスピーカーを見たい比較したい人はコチラの記事を参考にして下さいね。